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フットサル日本代表候補 欧州遠征渡航前の直前キャンプ前半を終える
2021年07月30日
リトアニアで開催されるFIFAフットサルワールドカップに向けた直前国内キャンプに取り組んでいるフットサル日本代表候補は30日(金)、キャンプ前半部分の活動を、離脱者を出すことなく無事に終えました。
本キャンプでは午前中はアリーナでボールを使った戦術的トレーニングを行い、午後はトレーニングジムやアリーナでサーキット形式でフィジカルトレーニングを毎日実施して着実な積み上げを選手全員で図りました。長期の活動となったため、後半は疲労の色が見える選手たちも出てきましたが高円宮記念JFA夢フィールド内にあるアイスバスを活用して交代浴を取り入れながら疲労回復に努めるとともに、温浴ではリフレッシュして、リラックスした表情を垣間見せていました。
現在、開催されている東京オリンピックで戦うU-24日本代表やなでしこジャパンの試合を夕食後にホテルで見守り、同じフットボールファミリーの活躍にフットサル日本代表候補の選手たちもまた刺激を受ける日々を過ごしています。フットサル日本代表は8月中旬よりスペインとポルトガルで昨年2月以来の代表チームとの親善試合を6試合、そしてリトアニアで9月より開催されるFIFAフットサルワールドカップでは最大7試合を戦います。
チームは7月30日に一度解散して、最後の週末を家族とともに過ごします。気持ち新たに8月2日に再集合し、そこからはワールドカップ終了まで切れ目のない継続的な活動となります。
選手コメント
FP 星龍太 選手(名古屋オーシャンズ)
今回も多くのサポートがあり素晴らしい環境で合宿を行えることにとても感謝しています。ワールドカップで結果を出すためにも、トレーニングから激しい競争をして、レベルアップをしています。これから先は国と国との争いになってきます。日本らしくコミュニケーションを大切に、チーム一丸となって取り組んでいきますので、応援よろしくお願いします。
FP 森村孝志 選手(バサジィ大分)
ワールドカップまでの最後の国内合宿となりました。チームとしては強度と集中力を保ちながらトレーニングできていると思います。個人としてはもっと武器を出して価値を示さないといけないと思っています。次のフェーズではさらに細かいところになっていくので、ワールドカップまでに一番良い状態に持っていけるようチームとしても個人としてもより一層1セッション1セッション大切にしていきたいと思います。
FP 加藤未渚実 選手(シュライカー大阪)
今回のワールドカップ国内直前代表合宿は、ハードなトレーニングと適度な休息によって身体に良い負荷がかかっていると思います。8月2日からの国内合宿では、より具体的な状況でのトレーニングが予想されますが、頭と身体をしっかり連動させれるように頑張りたいと思います。オリンピック開催でこのような難しい状況の中でも国内で代表活動ができるのは非常にありがたいですし、関係者の理解があってこそだと思うので感謝しています。自分の身の回りの人達や協力、理解してくださっている方々に良いニュースを届けられるように今後の活動も頑張っていきたいと思います。
FP 平田ネトアントニオマサノリ 選手(名古屋オーシャンズ)
とても強度の高いトレーニングキャンプになっていると思います。その中で連係など細かいところが徐々にあってきていると思います。まだまだ足りない部分があるので一日一日を大切に全力でやりたいと思います。