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U-21日本代表 ドバイカップに臨む選手27人を発表

2022年03月18日

U-21日本代表 ドバイカップに臨む選手27人を発表

日本サッカー協会は17日(木)、3月23日(水)から29日(火)にかけてアラブ首長国連邦(UAE)/ドバイで開催されるドバイカップU-23に臨むU-21日本代表メンバー発表記者会見を実施。大岩剛監督が27人の選手を発表しました。

「ここ(U-21日本代表)がゴールではなく、常にSAMURAI BLUEを目指して頑張ってほしい」と話す大岩監督は、「その努力の過程で我々の目にとまるような活躍を見せて欲しいし、技術的にも戦術的にもメンタル的にもタフな選手であってほしい。そういった選手が必然的にこのグループに入ることになる」とあくまで“SAMURAI BLUE経由パリオリンピック”であることを強調します。その言葉通り、メンバーにはJリーグで活躍する選手が多く選ばれ、FIFAのインターナショナルマッチ期間ということもあって海外組としてGK小久保玲央ブライアン選手(SLベンフィカ/ポルトガル)、DF内野貴史選手(フォルトゥナ・デュッセルドルフ/ドイツ)、MF斉藤光毅選手(ロンメルSK/ベルギー)を招集しました。

大岩監督は大会出場が決まった際には「国際大会に出る以上は全ての試合で勝利を目指して行動する」と話し、予定されている3試合での勝利を目指しながら選手間の競争とチーム力のアップを図ります。

U-21日本代表は、23日(水)にU-23クロアチア代表と、そして26日(土)にU-23カタール代表と戦い、それら2試合の結果をもとに行われる29日(火)の順位決定戦に臨みます。

監督コメント

大岩剛 監督
U-21日本代表がこのドバイカップに出場するに当たり、まずはこの機会を作ってくれた日本サッカー協会ならびに関係者の多大なサポートに感謝しています。そして先日の始動以来、メディアの皆様にも私たちの活動を大きく取り上げていただき、このドバイカップも注目が集まっていると感じています。
2年ぶりの公式な海外での活動になります。参加するにあたり、レベルの高いチームで参加したいということを各クラブには伝えて、Jリーグの日程や、海外組の現状をしっかりと加味して選手を選考しました。FIFAのインターナショナルマッチ期間を使った活動にはなりますが、このコロナ禍で選手を派遣してくださったクラブにも感謝しています。先日始動して1歩目を踏み出したこのチームが、2歩前進、3歩前進、4歩前進していくためのメンバーだと信じて選出していますので、自信を持って彼らとドバイカップを戦いたいと思います。
限られた招集回数の中で、そのときに旬である選手、活躍している選手というのを積極的に招集したいと考えています。そのための環境を作って成果を出すのが我々コーチングスタッフの仕事であり、コンセプトを持ってチームビルディングしながらまとめ上げていく機会にもしたいです。過密な日程の中で戦って、そして帰国してまたクラブで活躍するという流れは、日本代表においてはあるべき姿だと思っています。今回、海外のタフな国際試合を経験できることに感謝していますし、この機会に逞しさとタフさ、そしてグループとして戦う戦術理解を深めていきたいです。選手たちには肉体的にも精神的にもタフであって欲しい。アジアの予選も過密な中で行われます。個人としても、チーム・グループとしてもタフでなければいけません。そこは大前提として選手にも求めていきたいのと、ピッチ上では、これから彼らが上のステージに行った際には、どのポジションでも与えられるスピード、技術・戦術的な要求はたくさん出てくる思うので、複数のポジションをこなせる、チームとしての戦術理解はレベルの高いものを要求していきたいですし、それがSAMURAI BLUEや個人の成長にもつながっていくと信じています。
キャプテンは、苦しいときに頼りになって力を発揮でできる選手、チームを鼓舞できる選手に託したいです。そうしたメンタリティを持った選手はたくさんいるので、ぜひリーダーシップをとる姿を見たいし、そうしたところも見極めたいと思います。
監督就任会見でも話したとおり、私に課せられているのはこのチームの勝利です。この大会においてもそこは大前提としてあって、3試合で様々な対戦相手に対して戦う姿勢を見せられる選手、システムを含めて各ポジションでしっかりとしたパフォーマンスを発揮すること、そしてチーム力を向上させることを並行して選手起用を考えていきます。

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