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【Match Report】U-17日本代表、第2戦はU-17ニュージーランド代表に2-0で勝利し優勝へ望みをつなぐ
2023年09月17日
第2戦はU-17ニュージーランド代表との戦い、お互いに初戦を落としており絶対に負けられない試合となりました。
U-17日本代表のキックオフで前半開始、立ち上がりはお互いに譲らない展開となりますが、前半7分に木吹翔太選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)の自陣からのロングパスを森壮一朗選手(名古屋グランパスU-18)が裏に抜け出しチャンスを作ります。そこから徐々に相手陣内でボールを回す時間が長くなります。U-17ニュージーランド代表のビルドアップに対して、U-17日本代表は前線からプレッシャーに行き、ボールを保持させません。前半22分には山田佳選手(前橋育英高)のロングパスを受けた前田勘太朗選手(横浜FCユース)が倒されてペナルティーエリア横の良い位置で直接フリーキックを獲得、直接狙ったシュートは惜しくもゴールとはなりません。均衡が破れたのは前半26分。森壮一朗選手(名古屋グランパスU-18)のパスをペナルティーエリア内で受けた前田選手が落ち着いてシュートを放ち、先制点を奪います。さらに前半43分には、加治佐海選手(川崎フロンターレU-18)がドリブルで相手をはがし、ペナルティーエリア外からミドルシュートを放ち、貴重な2点目で相手を突き放します。前半はU-17日本代表がペースを握り、相手に攻撃をさせませんでした。
U-17日本代表は後半に入っても追加点を狙い、前線からのプレッシャーを継続します。後半4分にはショートコーナーからボールを受けた長田叶羽選手(ガンバ大阪ユース)が相手をドリブルでかわし、ゴールエリア付近にクロスを入れると1度はヘディングで相手に跳ね返されますが、そのボールを拾った神代慶人選手(ロアッソ熊本ユース)がトラップしてシュートを打ちます。攻撃の手を緩めないU-17日本代表は、後半35分には、ペナルティーエリア内でボールを受けた小竹知恩選手(清水エスパルスユース)がドリブルで相手を抜き去りシュートを打ちましたが、惜しくもゴールとはなりません。U-17ニュージーランド代表にコーナーキックなどを与える危ない時間もありましたが、全員で体を張ってゴールは許しません。後半は互いに無得点で、試合は2-0のまま、U-17日本代表の勝利で終了しました。
残り1試合は地元のU-17新潟選抜との1戦になります。お互い、優勝するためには勝利が絶対条件となります。「最高の景色」を見るために、勝利への準備をしますので、最後までご声援宜しくお願いします。
試合日時:2023年9月16日(土)15:30キックオフ
試合会場:新潟市陸上競技場
U-17日本代表 2-0(2-0,0-0)U-17ニュージーランド代表
<得点>
26分 前田勘太朗(横浜FCユース)
43分 加治佐海(川崎フロンターレU-18)
今後の試合スケジュール
・9月18日(月・祝)
15:30 U-17日本代表 vs U-17新潟選抜 @デンカビックスワンスタジアム
選手コメント
GK #12 ピサノアレクサンドレ幸冬掘尾 選手(名古屋グランパスU-18)
初戦で負けてしまったため、この試合はチームとして絶対に勝たないといけないという緊張感の中、1人1人が良さを発揮して、球際でしっかり戦って無失点で勝利できたのは良かったと思います。
個人としては、自分たちがボールを保持している時間が長かったので、失点のリスクを管理するため90分間通してコーチングし続けることができ、ピンチを未然に防ぐことができたことが良かった点だと思います。
しかし、数少ないセットプレーでリーダーシップを発揮することや、DFラインの背後のスペースのケアのところはコミュニケーションを含め、もっとピッチ内で解決する能力を高めないと、これから先の上のステージでは絶対に失点してしまうということを改めて痛感しました。大会は残り1試合となりますが、チームとして優勝するということと、個人の武器や課題により向き合って成長できる時間にしていきます。
DF #4 山田佳 選手(前橋育英高)
この試合は大会前のトレーニングマッチを含めると3試合目となり、一昨日のU-17ベネズエラ戦で負けてしまったので勝たなくてはいけない試合でした。その試合を2-0で勝てたことはまず良かったです。個人としてはベネズエラ戦ではフォワードにボールを収められることが多かったところを今回は比較的跳ね返せた場面が多かったので良かったと思います。しかし、ディフェンスラインのコントロールはもっと細かく行い、リスク管理を徹底してゴール前でもっとボールへのチャレンジをしなくてはいけないという課題も感じました。あと1戦をしっかり勝ちきりワールドカップのメンバーに選ばれるように頑張ります。
MF #17 川合徳孟 選手(ジュビロ磐田U-18)
初戦のベネズエラ戦は後半途中出場で試合に絡む形でしたが、球際の強さが日本の何倍も高くて前半から逆に自分達が圧倒されてしまったところがあったと思います。南米のチームとの差は何なのか改めて思い知らされた試合でした。
今日のニュージーランド戦でも自分の課題である球際の強度や、セカンドボールの回収という部分で意識できているシーンもありましたが、まだまだ相手に負けている時もありました。試合には勝ちましたが、良い試合内容でしっかりやれているか自問しながら、次のU-17新潟選抜との試合も良い準備をして試合に臨みたいと思います。ワールドカップのメンバーに入り、さらには試合に出られるようにアピールしていきたいです。
第25回国際ユースサッカーin新潟
大会日程:2023年9月14日(木)~2023年9月18日(月・祝)
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