ニュース
U-18日本女子代表候補、キャンプ2日目は実践的なトレーニング
2018年10月17日
キャンプ2日目の16日(火)は前日に引き続き天候に恵まれ、秋らしい涼しい気候の中でのトレーニングとなりました。午前中は人工芝で測定を行った後に天然芝のピッチで1時間ほどボールを使ったトレーニングを行いました。導入は、シンプルなパス&コントロールでしたが、選手は精度を高めることを意識して丁寧にメニューをこなしていました。その後は守備陣と攻撃陣に分かれ、3対3でクロスからの攻防を行い、攻守ともに午後のトレーニングマッチを意識した実践的なトレーニングとなりました。
午後はスピードや体格で勝る男子高校生を相手に、メンバーを入れ替えながら30分×3本の練習試合を戦いました。ピッチに出る前のミーティングでは、池田監督から「攻守で距離感を大切にしよう」と共有がなされ、攻撃の際のサポートや守備の際のカバーの位置など味方との距離感を意識して試合に臨みました。相手に押し込まれている時間が長くても、より良い準備とより早い判断で対応していこう、と前向きな声がピッチ内、さらにはベンチからも発せられ、選手たちは最後まで集中力を切らすことなく戦い続けました。夜のミーティング後には、チーム全員でキリンチャレンジカップ2018 対ウルグアイ戦に出場したSAMURAI BLUE(日本代表)を応援し、同時にサッカー知識の習得、共有を行う時間となりました。
選手コメント
上田莉帆 選手(湘南学院高)
はじめての代表招集で緊張していましたが、チームメイトともコミュニケーションが取れ、徐々に慣れてきました。自分の長所である「ドリブル」を活かしたいと強く思ってこのキャンプに参加しました。トレーニングマッチには、チームミーティングで言われた「ボールを受ける前の良い準備」「早い状況判断」を強く意識して臨みました。相手がとても大きくて速く、守備の時間帯が長かったものの、いつもと違う意識で臨んだトレーニングマッチでは、ファーストタッチで相手をかわすことができたりと、新たな自分のプレーの幅を広げることができました。まだまだ出来ないことも多いですが、残りの2日間で多くのことを学びたいと思います。
渡邊真衣 選手(福井工業大附属福井高)
午後の男子高校生との練習試合では、相手の速さや強さにうまく対応できずに終わってしまった印象です。個人的には、守備の甘さやつなぎの部分でのミスが多かったと思います。しかし、そんな中でもチームメイトとのパス交換の部分では、昨日からコミュニケーションを図ってきた成果が発揮されたと感じる場面もありました。できたこと、できなかったことをしっかりと振り返り、明日からピッチ上で修正していきたいです。明日のトレーニングマッチでは勝負にこだわり、消極的なプレーではなく、自分らしいプレーでアピールしていきたいです。
高橋はな 選手(浦和レッズレディース)
今日のトレーニングマッチは、エネルギッシュにやること、全員で声を掛け合うことを意識してやりました。男子高校生の強さや速さなどにうまく対応できず、失点を重ねてしまったことはまだまだだと感じました。日本の良さであるパスワークや、粘りの守備のところが出せたところもあったので、ストロングポイントはより伸ばしていけるようにしたいです。一人一人の意識でチームが良くなることはたくさんあると思うので、失敗を恐れずにチャレンジすることも大事だと感じました。今後、世界の選手に勝つためには、まだまだやるべきことがたくさんあるので、日々の練習をさらに大切にしていきたいと思います。
スケジュール
10月15日(月) | PM | トレーニング(J-GREEN堺) |
---|---|---|
10月16日(火) | AM/PM | トレーニング(J-GREEN堺) |
10月17日(水) | AM | トレーニング(J-GREEN堺) |
PM | トレーニングマッチ(J-GREEN堺) | |
10月18日(木) | AM | トレーニング(J-GREEN堺) |
関連情報
関連ニュース
最新ニュース
- 選手育成 2018/10/25 JFAアカデミー福島女子 SNS研修会を実施
- 日本代表 2018/10/25 U-17日本女子代表 メンバー・スケジュール 【FIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018(11/13~12/1)】
- 大会・試合 2018/10/25 第98回天皇杯 準々決勝~山形vs川崎~J2山形が天皇杯の醍醐味ともいえるジャイアントキリングを演じる
- 大会・試合 2018/10/25 第98回天皇杯 準々決勝~磐田vs仙台~仙台がPK戦の末に9大会ぶりに準決勝に進出
- 大会・試合 2018/10/25 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2018 キックオフ時刻・会場決定のお知らせ