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U-21日本代表

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U-21日本代表 グループステージ第3戦タジキスタン戦に向けた準備をスタート

2022年06月08日

U-21日本代表 グループステージ第3戦タジキスタン戦に向けた準備をスタート

U-21日本代表はグループステージ第2戦のサウジアラビア戦を終えた翌7日(火)、リカバリー組とトレーニング組に分かれてコンディションを調整しました。

スターティングメンバーのうちフィールドプレイヤー10人はホテルに残って散歩やリラクゼーション、交代浴で疲労の回復に努める一方、試合に出場したGK鈴木彩艶選手を含む他の13人はピッチに出てトレーニングを行いました。トレーニングが始まる16時時点では温度計が41℃を表示し、ウズベキスタンに入ってから一番暑い日になり、体感的にもこれまで以上に暑さを感じる中でのトレーニングとなりました。コーチ陣もトレーニングの合間にこまめな水分補給を促し、メディカルスタッフも冷たい水を切らさないように細心の注意を払って準備にあたります。

ウォーミングアップでは、ペアになった相手とじゃんけんをして、負けたら相手の体の一部を触る、勝った選手は触られないように逃げるなど、レクリエーション要素も入ったメニューでグループの一体感を作ります。その後はパス&コントロールや、両サイドにサーバー、そしてフリーに動くプレーヤーを置いた4対4のポゼッションなど基礎的なメニューを実施。しっかりと体を動かすと、選手たちが着るシャツは汗で色を変え、この日の暑さを如実に物語っていました。3人のGKも、ステップワークからのキャッチングや、シュートセービング、ロングボールの処理などでゴールに鍵をかけるために集中を切らさずに汗を流します。GKとFPが合流したあとは、GKからのフィードを受けた守備陣からのビルドアップと、サイドからのクロスに合わせるシュートまでの一連の攻撃の形を確認しました。

1時間強のトレーニングを終えた選手たちの表情には、暑さによる疲労ではなく、絶対にグループステージ第3戦のタジキスタン戦に出るという強い意思が浮かんでいました。

AFC U23アジアカップウズベキスタン2022のグループステージ第3戦・タジキスタン戦は、9日(木)日本時間22時キックオフ予定です。

選手コメント

DF #2 半田陸 選手(モンテディオ山形)
サウジアラビア戦は、勝ち点1を取ったというより勝ち点を2つ取りそこねたという感覚のほうが強いです。前半にだいぶ押し込めるシーンもあり、シュートも打てていたので、そこは決めないといけなかったと思います。退場者が出て10人になった後もチャンスがなかったわけではないので、勝ちたい試合でした。(藤尾)翔太と(鈴木)唯人と右サイドを崩せるシーンが何回かあって、攻撃面は悪くなかったと思いますが、守備では前半10分に自陣深くまで攻め込まれてしまったので、ステップワークなど改善が必要だと感じています。クロスを跳ね返すことはできていましたし、シュートも(鈴木)彩艶が止めてくれていたので、ゼロで終われたことはいいことですし、これからの試合でも続けていきたいです。UAE戦では、同じ右サイドバックで出場した内野選手が起点になってゴールが生まれたので、自分もゴールやアシストを意識していたのですが、結果が出せず悔しいです。

DF #4 鈴木海音 選手(栃木SC)
グループステージ3試合に全て出る準備はしていましたし、1試合目から出たいという気持ちも持っていました。UAE戦に出て勝てて、2試合目もしっかりとした準備ができたので良かったです。自分たちがボールを保持する時間が長かったので、相手のカウンターに一番注意していました。ビルドアップでも引っ掛けてしまうと相手の流れになってしまうので、ビルドアップはスムーズにシンプルにということと、守備ではリスク管理とラインコントロールを意識してプレーしました。相手が倒れるなどしてプレーが切れる場面が多いので、自分から声をかけることでチーム全体を引き締めようと考えていて、ラインコントロールの部分でももっと自分から発信しながらやっていきたいです。今シーズンのJリーグで、試合終盤で失点することを経験してきて、そういう思いはもうしたくないので、サウジアラビア戦の終盤で相手の攻撃を止めるプレーができたことは成長できているのかなと感じています。

MF #20 三戸舜介 選手(アルビレックス新潟)
サウジアラビア戦終盤のシュートチャンスは、練習から取り組んでいる形でしたが、相手をかわした後のボールタッチが思うようにいかず、シュートで力んでしまいました。UAE戦、サウジアラビア戦といずれも途中出場で、前半は相手を見ながらの難しい形だったので、攻撃の起点になる、流れを作ることを意識して試合に入りました。結果にこだわっているので満足はしていませんし、もっと自分の特長を出せると感じています。例えば足が伸びてくるところや寄せの強さなど、日本でプレーするのとは感覚的に違うこともありますが、久しぶりの国際大会はやっぱり楽しいです。自分よりレベルの高い選手ばかりで、負けていられないという気持ちしかないです。

AFC U23アジアカップ ウズベキスタン2022

大会期間:2022/6/1(水)~2022/6/19(日)

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