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U-22日本代表が試合翌日トレーニング~AFC U-23選手権タイ2020予選~
2019年03月24日
AFC U-23選手権タイ2020予選の第1戦・対マカオ戦から一夜明け、U-22日本代表は23日(土)、午前中にトレーニングを行いました。
前日のスターティングメンバーと後半開始からプレーしたFW上田綺世選手は宿舎でアイスバスやストレッチなどリカバリーメニューをこなし、それ以外の選手11名がピッチで約1時間、40℃に近い気温のなか汗を流しました。
中馬コンディショニングコーチやメディカルスタッフが中心となって暑さ対策を講じているなか、選手たちは「暑さに慣れてきた」と口を揃えます。U-20日本代表との掛け持ちで、U-22世代でもお馴染みの存在であるDF橋岡大樹選手は「こういうときこそ集中力。いかに後ろの選手が集中するかが試合の流れに関わってくる」と話します。初戦で78分から出場したMF中山雄太選手も「自分自身フレッシュな状態。勝点3を取りにいきたい」とし、「ここで負けてしまってはオリンピックに出られないという公式戦に対して、本来と同じように臨んで、この試合をしっかり戦いたい」と力強くコメントしていました。
第2戦の相手・東ティモールでは、築館範男監督がJFA公認指導者として派遣され、昨年5月からA代表とU-23代表の監督を兼務しています。グアムやラオス、ブータンなどの代表監督を歴任してきた築館監督は、2011年から2014年までの3年間も東ティモールでU-16/U-19代表監督を務めました。初戦はミャンマーに0-7で敗れたものの、「この予選で勝利を」と意気込みます。
第2戦の東ティモール戦は24日(日)、現地時間15:00よりThuwanna Stadiumで行われます。
選手コメント
DF #22 立田悠悟 選手(清水エスパルス)
相手が引いているような状況では、ディフェンスは90分焦れずにやること、チャレンジ&カバーをやり続けることが大事です。第1戦をベンチから見ていて、3バックの脇をもっと高い位置にするなど選手間で話していたことを次以降に活かしていきたい。自分の見解もピッチ上の選手たちには伝えましたが、チームとして統一してやっていければと思います。
MF #8 伊藤達哉 選手(ハンブルガーSV/ドイツ)
オリンピックの東京開催が決まったときから、五輪で主役になるという思いでやってきました。ユース年代で代表に入ったことはなかったですが、日本を代表できることは誇らしく嬉しいことです。五輪はみんなが出たいと思っていて、でも出られる選手に限りがある。自分にとっては、一日一日、一回一回のトレーニングが競争で、自分を見せるチャンスです。ミャンマーはむちゃくちゃ暑くて、初日、2日目は身体が動かなかったですが、もう慣れてきました。初戦は暑さや芝の影響などもあって、前半は特に、トレーニングではできているクロスやシュートの精度に影響があったと思います。(出場機会があれば)そこだけ集中して、前半から得点に絡んで代表としてしっかり自分たちのプレーがしたいです。
FW #18 田川亨介 選手(FC東京)
初戦はベンチから見ていましたが、引かれる相手に対して前半は苦しかったですが得点が入る雰囲気はありました。東ティモールも日本に対して引いてワンチャンスを狙ってくると思いますし、そこでどれだけこちらがクオリティを出せるかが求められます。ワンタッチではたいて相手のリズムを崩したり、縦パスへの対応、ゴール前の迫力やこぼれ球への反応など、意識してプレーしたい。得点にはこだわらないといけないですし、自分もやってやろうという気持ちです。
スケジュール
AFC U-23選手権タイ2020予選 | ||
---|---|---|
3月22日(金) | 8-0 | 第1戦 vs マカオ(ヤンゴン/Thuwanna Stadium) |
3月23日(土) | AM | トレーニング |
3月24日(日) | 15:00 | 第2戦 vs 東ティモール(ヤンゴン/Thuwunna Stadium) |
3月25日(月) | AM | トレーニング |
3月26日(火) | 18:00 | 第3戦 vs ミャンマー(ヤンゴン/Thuwunna Stadium) |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
AFC U-23選手権タイ2020予選
大会期間:2019年3月22日(金)~2019年3月26日(火)
大会会場:Thuwunna Stadium