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第3回J3審判研修会を実施

2014年06月18日

第3回J3審判研修会を実施

2014年6月14日(土)、神奈川県・新横浜にて第3回J3審判研修会を実施しました。
ディスカッション形式のレクチャーの他、レフェリングの実践的なトレーニングを行いました。
審判員たちは研修会終了後、翌日開催されるJ3第16節の会場へ向かいました。

インストラクターコメント

柏原丈二 S級インストラクター
今回の研修会は、試合前日の研修会ということもあり、講義を中心に行い、午後は主審・副審のパートに分けてプラクティカルトレーニングを実施しました。
講義で学んだ「いろいろな発想を持つ」、「心の傾向性からポジティブな想いを持つ」といった項目を、自分のレフェリングにリンクさせ、今後ピッチで行動を起こして欲しいと想います。
15節が終了し、修正スべき点も幾つか出てきましたが、振り返りを行い次に向けてチャレンジをしています。
毎試合を全力で、今やれる事を出しきっていくことが重要と感じています。

審判員コメント

上村篤史 1級審判員
J3リーグも3分の1が過ぎ、審判員それぞれが課題や成長を感じている中で今回の研修会はとても有意義でした。
研修会を通して、次の3つのキーワードで講義に参加しました。
・選手へどのようにメッセージを伝えるか
・どうやって自己効力感を作っていくか
・攻め方、守り方を理解し、予想することがいかに大切か
大切なことは、まずは自分で考えてやってみる。
考えることをせず、答えを周りに求めては成長はない。
そこで生まれた課題や反省を一つずつ地道に改善することが成長への近道であることを再確認しました。
これから、暑く厳しい戦いが続きますが、J3のメンバー全員でステップアップ目指して取り組みたいと思います。

細尾基 1級審判員
今回の研修会のテーマの「自分の伝えたいことをどのようにしたら上手く選手や役員に伝えることが出来るか」という点では、言葉を整理、明確にして伝えることがゲーム中のマネージメントや選手との良い関係を構築するうえで有効である、ということが改めて大切だとわかりました。
日頃課題としているポジショニングについて、攻撃側だけではなく守備側のポジションや体形を考えたポジショニングをとることで次の予測や動きだしができるのであるということが分かり、正しく判定できなかったシーンの映像を見ながらなぜ起きてしまったかを考え、正しいポジションをとることがどれだけ大切かを改めて再確認できました。
オフサイドの見極めを行い、ボールの出どころとラインの確認を確実に行うためにはとにかくラインをキープすることが絶対だということをJ3審判員で確認しました。
短い時間でしたが、今回学んだことを実際のゲームで発揮できるように振り返り、今後のゲームに生かしていきたいと思います。

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