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U-16日本代表候補 国内トレーニングキャンプ(長野菅平)活動レポート(8/22)
2014年08月23日
午前中は走り込み、午後は試合形式でチームコンセプトの質を上げていく、というトレーニングの流れも3日目を迎えました。選手たちは蓄積されていく疲労に打ち克つ勢いを持って、過酷なメニューにも積極席な姿勢で取り組んでいます。
「頑張ろうぜ」「皆で声出そう」「ラスト、ラスト」といった大きな声が以前にも増して菅平高原に響き渡ります。必死に走る選手たちの背中からは、自分自身のことだけでなく周りの仲間たちの状況を見て「ここを乗り越えて一緒に世界大会にいこう」といったメッセージまでもが見て取れます。
翌日はいよいよキャンプ最終日。26日には再び集合し、タイでの直前キャンプ、AFC U-16選手権と活動が続いていきます。「目には見えない強靭さ」を身に付けた98JAPANの戦いに注目です。
※98JAPAN=FIFA U-17 World Cup 2015 チリ大会出場を目指すU-16日本代表チームの呼称
監督・選手コメント
吉武博文 監督
フィジカルトレーニングも3日目を迎え、違った形のミドルパワー系トレーニングを取り入れました。2日間の疲労が残る中、選手たちは力を出し切りました。ただ依然として、終盤になって本気モードになるという流れが変わらず残念です。最終日には一本目から100%で取り組む姿を見たいと思います。
戦術的なトレーニングでは、ゴール前を固めた守備をいかに崩すか、というテーマでバリエーションを増やすことに取り組みました。68mの幅をうまく使い、相手の守る意図を感じるようになって欲しいです。
ポジション別トレーニングでは、ディフェンスの選手はクロスに対する守備を、攻撃の選手はスルーパスを受けてからのシュート練習を行いました。一歩二歩のポジショニングや0.1秒のタイミングにこだわる意識の改善に期待したいと思います。
田中碧 選手(川崎フロンターレU-18)
今日のトレーニングでは「疲れた状況の中でどれだけしっかりプレーできるか」というところを意識して取り組みました。必死に襲い掛かってくる相手がいる厳しい状況の中でも正確にプレーし、スルーパスを出すことが必要だと思います。最終予選が近づいてきていますが、世界大会への切符を勝ち取るためにも明日の最後のトレーニングも気を抜かず内容の濃いものにしたいと思います。
小柏剛 選手(大宮アルディージャユース)
今回のキャンプは高地でのフィジカルトレーニングが中心で、つらい場面が多くありますが、「全ては自分のため」という決意をもって必死に取り組みました。午後のボールを使ったトレーニングで吉武監督やコーチングスタッフの方々から言われたことを理解して修正していきたいと思います。
下口稚葉 選手(JFAアカデミー福島)
2日目と同じく、午前にフィジカルトレーニングを行い、午後はゲーム中心の練習が行われました。午前中はつらいメニューが多く、チーム全体が精神的な面で鍛えられました。同時に、仲間で声を掛け合う機会も多くなりました。最終予選に向けて良い形で菅平キャンプを終えられるように、明日のトレーニングも頑張ります。
JFA-TV
今後の予定
8月18日(月)~23日(土) | 国内トレーニングキャンプ |
---|---|
8月26日(火)~9月3日(水) | 直前キャンプ |
AFC U-16選手権タイ2014(バンコク) | |
9月6日(土) | グループステージ第1戦 vs 香港代表 |
9月8日(月) | グループステージ第2戦 vs 中国代表 |
9月10日(水) | グループステージ第3戦 vs オーストラリア代表 |
9月14日(日) | ノックアウトステージ 準々決勝 |
9月17日(水) | ノックアウトステージ 準決勝 |
9月20日(土) | ノックアウトステージ 決勝 |
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