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ナショナルトレセンU-14 地域対抗戦をユース審判員が担当~ブラッシュアップ講習会を実施~

2014年12月01日

ナショナルトレセンU-14 地域対抗戦をユース審判員が担当~ブラッシュアップ講習会を実施~

11月21日(金)からJ-GREEN堺(大阪)にて行われたナショナルトレセンU-14後期 地域対抗戦において、U-18のユース審判員が試合を担当しました。また、この開催にあわせてユース審判員ブラッシュアップ講習会を行いました。

JFAでは2010年より「U-18年代の審判員の発掘・育成」に取り組んでいます。全国で行われているユースリーグを支えているU-18審判員の中で、選手が世界を目指すのと同じように、高い目標をもって活動をしている審判員を毎年、全日本少年サッカー大会に招集しています。

今回の地域対抗戦とブラッシュアップ講習会には、全日本少年サッカー大会で活躍した審判員のうち12名を招集しました。全ての試合を1人制審判で担当したほか、講習会では技術委員長からの指導や、「サッカー」について考え、発表する講義などを実施しました。

インストラクターコメント

高橋武良 JFA審判委員(普及部会長)
講習会を通して、審判員の基礎を学び・磨くだけでなく、人として成長するために必要な考えをもつことや行動をすることについての指導を繰り返し行いました。高い目標をもって参加している選手たちのプレーを間近で見た審判員たちも、初日に集まった時とは気持ちの面も含めて多くの改善点を見出し、講習会を終えることができました。今回集まった審判員たちには是非とも、サッカーファミリーの一員として活動しながら、社会の一員としても磨きをかけてほしいと願っています。

参加者コメント

新長祐太 ユース審判員(広島)
前回参加した全日本少年サッカー大会(U-12)とは違い、今回はカテゴリーが一つ上がったレベルの高い大会で11人制のピッチを1人制審判で担当することは初めてで難しいこともありました。ユース審判の中で意見交換をしたりすることで試合を進めることができました。

伊藤久紀 ユース審判員(宮城)
期間中のプレゼンを通して、サッカーは誰でも「プレー」も「観戦」もできるスポーツということを考えました。選手と一緒に審判も成長しないといけないと思いました。

阿久津駿 ユース審判員(栃木)
1人制審判を実践してみて、1人で判定をするので、プレーをより近くで見なくてはならないのに、激しいプレーが起こると感じとることが出来ず、正しい判定ができなかったことが目立ちました。ご指導していただいたことを修正していき、今後もっとレベルアップしていきたいです。

奈良茂樹 ユース審判員(岐阜)
技術とのディスカッションを通して、日本のサッカーを強くするためにも、多少の強いコンタクトにも負けず、選手たちの戦う姿勢を引き出すようなジャッジを考えていかなくてはと感じました。

池添将大 ユース審判員(大分)
講習会を通して、グループワークからサッカーについて今まで考えてきた以上に色々な角度からサッカーについて意見交換をすことができ、サッカーへの理解が向上したと思います。

日野林駿 ユース審判員(滋賀)
U-14、13の試合を担当して、ファウルや試合の展開だけでなくオフサイドやゴールインの見極めなど、普段以上に判定することが多かったです。次に何が起こり、それに対して自分は何を見るべきなのかを考え、動くことが今回の試合で重要であると実感しながら担当しました。

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