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ヴォーカル・レッスン
2009年07月16日

Gospel Singerである菅波先生を講師に今年も、ヴォーカルレッスンが始まった。このヴォーカルレッスンは、昨年からスタートしたJFAプログラムの一つです。
このレッスンを入れている理由は、2つあります。
まず、アカデミー生は、様々な交流を行っています。その交流の中で、英語の歌と日本語の歌を全員で歌えるようにしようというのが一つ目の理由です。
もうひとつは、音楽もフットボールも同じ文化です。同じ文化という共通点がある中で、私たちは、学ぶことがたくさんあります。
歌い始めのイントロダクションは、ゆっくりと。そして、徐々にテンポアップしていきラストは情熱的に躍動していく。いつ、歌いだすのか。どの音からスタートするのか。メンバーが集中してその瞬間を共有する。 メンバー全員のハートがシンクロナイズされた時、ハーモニーが生まれる。
フットボールも、全員が同じピクチャーを持ち、そのピクチャーをベースに、ボールを用いてハーモニーを描いていきます。いつ、観るのか。いつ、動くのか。いつ、パスをするのか。ゆっくりとした組み立てから相手の背後の空いたスペースへスピードアップしていく。大切なのは、リズム・チェンジ。相手から離れる動きは、アートであり、ゴールを生み出す瞬間は、チーム全員が関わってできるアートの完成品です。
この、ゆっくりとした組み立てからゴールを生み出すためのアップテンポ。いつ、動きだして、いつ、キラーパスを出すのか。このようなフットボールシーンが、実は、音楽にも共通すると考えています。まさに同じアートとなります。
菅波先生にお願いをして、今年のスタートに歌っていただきました。
「天使にラブソングを」より“Joyful Joyful”を歌っていただきました。静かなゆっくりとしたスタートから始まり、アップテンポとなった後半は、全員が身体全体でリズムを取り、総立ちです。これぞまさにアート!!今年は、この曲にチャレンジします。