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日韓U14エリートプログラム
2010年06月01日
本年より、女子育成年代のエリートプログラムが本格的にスタートした。
U14年代は、3回のトレーニングキャンプを行う。そのうちの2回は、韓国のU14チームと合同で
実施する。今回のトレーニングキャンプは、5月30日~6月2日までの期間で、Jヴィレッジにて
実施された。アカデミー生は、今回のトレーニングキャンプには、参加せずに、通い型でトレー
ニングマッチとパーティーに参加した。
5月30日は、U14日本エリートプログラムチームとトレーニングマッチを行った。
アカデミー生は、各学年5~6名と言うこともあり、U15メンバーでの対戦となった。
アカデミー生は、日頃のゲームは、男子中学生とのゲームが多く、同年代の女子とゲームを
行う機会はほとんどない。その意味でひとりひとりのゲームに臨むモティベーションは高く、
こころを熱くしてゲームに臨んだ。しかし、こころが熱くなりすぎた分、頭の冷静さを欠いた内容
となった。すなわち、日常取り組んでいる、『動きながら観る。動きながら考える。動きながら判
断する』と言う「考えてフットボールを行う」点において発揮できない場面が多く見受けられる
ゲームとなった。
6月1日(水)は、韓国U14チームとトレーニングマッチを行った。
この年代で、韓国チームと対戦できる経験は、大変貴重なものとなる。お互いのストロング
ポイントを学ぶことによって、今後のフットボール人生の財産としていくことが大切である。
前回のゲームの振り返りより、特に多くのアカデミー生が感じていたのは、『組み立ての関わ
り方が少なく、相手の背後を狙うパスの多い単調な内容であった』と言う点である。それを改
善するために、お互いにコミュニケーションを具体的にとること。選択肢を多く作り出すこと。
そのために、ボールが来る前に観ておくこと。ボールを保持しながら、観ること。パスコースを
作り出すために動くこと。攻撃を良くするためには、守備での関わり、役割を明確にすること。
責任を明確にすること。を確認して試合に臨んだ。
試合に臨むにあたって、取り組んでいることが一つある。コミュニケーションスキルとフットボー
ルを結び付けること。試合前にセットプレーについては、GKがオーガナイズすること。
役割を与え、責任を明確にする。
GKが、セットプレーをオーガナイズする。
ゲームキャプテンを決めて、ハーフタイムに前半の分析を行う。後半に向けての改善点を
明確にして、キックオフを迎えるように試みる。
ゲームキャプテンがイニシアチブを取り、ゲーム分析を行う。
もちろん、アカデミー生だけでは、ノッキングすることも多い。そこで、コーチが問答を行って
いこうと努力している。コーチが発問できなければ、このノッキングを解消することができない。
コーチも日々勉強である。
私たちは、以下のように考えて、チャレンジしている。
「なんとなく感じていること。」「抽象的なこと」をより具体的にしていくことが大切である。
さらに、自分たちが「何ができて、何を改善しなければならないのか」を明確にすることができ
るようになること。そして、各個人がイニシアチブを持つことができ、プレーにおける責任、判断
基準、評価を自ら行うことができるようになること。
このことが、アカデミー生自らできるようになったときに、自立した、逞しい、イニシアチブのとれ
るプレーヤーになるのではないだろうか。
コーチは、「我慢と忍耐」が必要であり、「常に学ぶこと」を忘れてはならない。
U14年代は、3回のトレーニングキャンプを行う。そのうちの2回は、韓国のU14チームと合同で
実施する。今回のトレーニングキャンプは、5月30日~6月2日までの期間で、Jヴィレッジにて
実施された。アカデミー生は、今回のトレーニングキャンプには、参加せずに、通い型でトレー
ニングマッチとパーティーに参加した。
5月30日は、U14日本エリートプログラムチームとトレーニングマッチを行った。
アカデミー生は、各学年5~6名と言うこともあり、U15メンバーでの対戦となった。
アカデミー生は、日頃のゲームは、男子中学生とのゲームが多く、同年代の女子とゲームを
行う機会はほとんどない。その意味でひとりひとりのゲームに臨むモティベーションは高く、
こころを熱くしてゲームに臨んだ。しかし、こころが熱くなりすぎた分、頭の冷静さを欠いた内容
となった。すなわち、日常取り組んでいる、『動きながら観る。動きながら考える。動きながら判
断する』と言う「考えてフットボールを行う」点において発揮できない場面が多く見受けられる
ゲームとなった。
6月1日(水)は、韓国U14チームとトレーニングマッチを行った。
この年代で、韓国チームと対戦できる経験は、大変貴重なものとなる。お互いのストロング
ポイントを学ぶことによって、今後のフットボール人生の財産としていくことが大切である。
前回のゲームの振り返りより、特に多くのアカデミー生が感じていたのは、『組み立ての関わ
り方が少なく、相手の背後を狙うパスの多い単調な内容であった』と言う点である。それを改
善するために、お互いにコミュニケーションを具体的にとること。選択肢を多く作り出すこと。
そのために、ボールが来る前に観ておくこと。ボールを保持しながら、観ること。パスコースを
作り出すために動くこと。攻撃を良くするためには、守備での関わり、役割を明確にすること。
責任を明確にすること。を確認して試合に臨んだ。
試合に臨むにあたって、取り組んでいることが一つある。コミュニケーションスキルとフットボー
ルを結び付けること。試合前にセットプレーについては、GKがオーガナイズすること。
役割を与え、責任を明確にする。
GKが、セットプレーをオーガナイズする。
ゲームキャプテンを決めて、ハーフタイムに前半の分析を行う。後半に向けての改善点を
明確にして、キックオフを迎えるように試みる。
ゲームキャプテンがイニシアチブを取り、ゲーム分析を行う。
もちろん、アカデミー生だけでは、ノッキングすることも多い。そこで、コーチが問答を行って
いこうと努力している。コーチが発問できなければ、このノッキングを解消することができない。
コーチも日々勉強である。
私たちは、以下のように考えて、チャレンジしている。
「なんとなく感じていること。」「抽象的なこと」をより具体的にしていくことが大切である。
さらに、自分たちが「何ができて、何を改善しなければならないのか」を明確にすることができ
るようになること。そして、各個人がイニシアチブを持つことができ、プレーにおける責任、判断
基準、評価を自ら行うことができるようになること。
このことが、アカデミー生自らできるようになったときに、自立した、逞しい、イニシアチブのとれ
るプレーヤーになるのではないだろうか。
コーチは、「我慢と忍耐」が必要であり、「常に学ぶこと」を忘れてはならない。