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1期生ダイアリー ⑮

2010年05月20日

JFAアカデミー福島 1期生 三幸 秀稔

「1期生として」

プロサッカー選手になることを目標に、アカデミーに来てもう五年になりました。
そして年々新たな仲間が入寮し、今では七十人以上の同じ目標を持った選手が一緒に生活
しています。トレーニングは学年別で行っていますがトレーニング後の空いた時間では、学年
を気にせずみんなでテレビを見たり話をしたりしています。
また、フリーの日には近くの公園でパークゴルフをしたり、缶ケリをしたり楽しい時間を過ごし
ています。私達が入寮した当時は一期生十七人だけだったので、悩み事などを気軽に相談
できる先輩がいなく辛い時期もありました。今年アカデミーに入校した五期生の中にも、同じ
ように悩んでいる選手がいるかもしれません。そういう時には、最上級生として、同じ経験を
してきた者として、力になれるような存在になりたいです。

私は一期生としてアカデミーに入ったからには、後輩の見本になるような行動をしたいと考え
ています。そのためには日常の身だしなみなど細かな部分まで気を配り、いつ誰に見られて
も恥ずかしくない立ち居振る舞いをしなければなりません。アカデミー生全員が正しい立ち居
振る舞いを身に付けられれば、良い集団になることが出来ます。みんなで助け合いながら、
より楽しい寮生活を送れるように、今まで以上にコミュニケーションをとり、良い関係作りをして
いきたいです。

私がアカデミーに在籍できるのも二年を切りました。その間に少しでも良い伝統を残し、人間
的にもより成長していきたいです。

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