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JFAプログラム審判講習会

2011年07月01日

アカデミーでは、全選手が入校と同時にJFA公認4級審判員資格を取得し、公式戦や練習試合の
帯同審判員(主に副審)として活動を行っている。毎年、4級審判員資格取得及び更新にあたる
審判講習会をJFAプログラムとして4月に実施してきた。
今年は震災の影響を受け、一時避難先である静岡県サッカー協会審判委員会のご協力のもと、
ようやく講習会を実現させることができた。

講師として、静岡県サッカー協会審判委員会でインストラクターを担当されている大畑政典氏をお招きした。
なんと大畑氏は藤枝市在住で藤枝FCの指導歴があり、1期生(高3)川島の小学校時代のコーチであった。
実に6年ぶりの再会を喜んでおられた。



講習会では、Jリーグや静岡県高校生大会等の実際の映像を用いて、反則や不正行為、オフサイドを
中心に詳しく解説していただいた。



また、競技規則の解説だけでなく、講習会等での発言の仕方やサッカーに取り組む姿勢など、常々JFA
プログラムでも取り組んでいる内容についても幅広くご教授いただくことができた。
特に印象に残っているのは「言葉美人になろう」というお話し。「常日頃から正しく女性らしい言葉使いを
することが、将来なでしこジャパンを目指す皆さんにとって必要不可欠なことですよ」。私達も日常から
改めて気を付けて指導していかなければならないと身を引き締める思いだった。

講習会の約束事として、「積極的な参加」、「相手の意見を聞く」、「ユーモアを持つ」の3つが掲げられていた。
初めのうちは、初対面の硬さからかなかなか発言も出てこなかったが、次第に講師の大畑氏とも打ち解け、
研修内容に対する質問も飛び出すようになった。
特にオフサイドをテーマとした内容では、実際試合中に起こった場面での判定解釈に関する質問があり、
大畑氏からルール適応に関する細かな解説や選手側に立った攻守両選手の対応方法などのアドバイスを
受けることができた。大畑氏からは「このケースの質問は3級審判員養成研修会でも出てこない。さすがは
アカデミー選手の分析ですね」とのお褒めの言葉を頂いた。



3時間という短い時間ではあったが、サッカー競技規則をしっかりと見直すことができた。
コーチライセンス講習会でもあるように、フェアプレーのためには「レフェリー・相手に敬意を払う」ことと
「ルールを正しく理解し、守る」、「ルールの精神:安全・公平・喜び」が必要である。今回の講習会で
改めて確認できた「正しいルールの解釈とその意味」を忘れることなく実践し、だれからもリスペクト
される選手に育ってほしい。

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