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『キャリア講座 特別講習』

2011年09月28日

この時期、アカデミーがお世話になっている三島長陵高校は自宅学習期間です。
そのため、高校生対象に、三日間、キャリア講座 特別講習を実施しました。

主な目的は2つです。
『各分野でご活躍している方々に講話をしていただき、知的見分を高めると共に、自己啓発を促す場とする』
『他者との意見を共有し知的向上を図る』

楢葉にいた時から、一期生対象にキャリア講座の講師を務めていただいていた、岡島 正明先生に、
講師の紹介をしていただき、多分野で活躍する先生方のお話しを聞くことができました。

上岡 伸雄 先生 (学習院大学文学部英文学科教授) 「ポピュラーソングから入る英語」


 
英語の歌詞を通して、英語を学ぶ方法を紹介いただきました。実際には、洋楽を聴きながら歌詞をなぞることで、
英語力を高める、というものです。
英語力の問題で、先生の質問にはうまく答えられませんでした。


泰羅 雅登 先生(東京医科歯科大学教授)「スポ脳・仕事脳はあるか、作れるか」


 
運動によって、脳の働く部分(機能)が違います。また、各機能が連携して働いています。
脳は使うことで変化を起こすことができる。何歳になっても、変化を起こすことができるのです。
脳がスマートに働く(無駄なことをしなくなる)ためにも、脳は使わないといけません。


 
真剣に、レクチャーをいただいている内容を何とか理解し、自分のものにしようと努力します。


岡島 正明 先生、御園  慎一郎 先生(愛知東邦大学人間学部教授)
「日本人の魅力とは」「日本を建て直す政治」

 
アカデミー生がリクエストしたテーマに対して、「日本人って誰?」という逆質問を冒頭でいただきました。
確かに、「日本人」をひとくくりにすることは難しく、観る角度や状況によっても、印象は変わってきます。
 


御園先生からは、「worldcup of smiles」という2002日韓W杯に対してのFIFAブラッター会長の感想などを紹介
いただきながら、日本人のホスピタリティについて。
岡島先生からは、「smile,sleep, silent」=日本人の「3S」という、国際会議における他国からの日本人の印象の
話をいただきました。
「日本を建て直す政治」について。全体を変えるのは難しい。結局は、自分で考え、判断し、自分の意見を言える
人間に、一人ひとりがなること、また、みんなが最後まで徹底的に話すことが大切、とのお話しをいただきました。
「利己の心」ではなく、「利他の心」をもって。

長澤 重俊 先生((株)はくばく代表取締役社長)
「Jリーグスポンサーになった経緯、長澤社長の企業理念」

 
ヴァンフォーレ甲府とのつながり、企業の社会貢献について、お話しをいただきました。
また、長澤社長がプレーしていたラグビーの話から、「one for all,all for one」の考えについて、お話しをいただき、
各々の専門性を発揮しながら、個々が責任を果たすことの大切さを学びました。その人にしかできない仕事が
あるのです。

最後に、本日は男子の原田コーチによるレクチャーです。実際にゲーム映像を使用し、映像を観る視点についての
内容でした。テーマは、「共感し、分析し、トレーニングする」です。単にゲームを観て分析するだけでなく、ゲームを
観て、ピッチレベルの感覚を体感できることを学びました。

お忙しい中、アカデミー生の為に御殿場まで来ていただいた、講師の先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。
選手だけでなく、聴講していたスタッフにもとても有意義な学びの時間となりました。このダイアリーだけではとても
書ききれません。
学び続ける姿勢が成長につながります。
今回得た知的見聞を今後に活かせるかは、自分次第です。頑張りましょう。

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