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2期生海外研修報告会

2011年10月27日

高校の長期休業中、2期生たちはJFAプログラムである「短期海外研修」を行った。
各自が現地で学び取ったことを報告する場として、毎年、報告会も実施している。

今年、まずスタッフに向けてプレ報告会が実施されたのが本番の1週間前。
スタッフからの厳しい指摘・質問に危機感を覚えた2期生たちは、連日連夜、日付をまたぎながらパソコンと
にらめっこ、空き部屋を使ってのプレゼン練習など、準備を重ねた。




そして迎えた10月27日、発表当日。
男子1期生から6期生までのすべての選手・スタッフが見守る中、2期生による海外研修報告会が実施された。


(田口・高野組:アメリカ/大学サマーキャンプ等)


(飯干・松本組:ドイツ/シャルケ04)


(幡野・板津組:スペイン/ビジャレアルCF)


(丹羽・越沢組:フランス/SMカーン)


(高見・石井組:オランダ/フォルトゥナ・シッタート)


(真剣に話を聞きながらメモを取る選手たち)


(本田・中山:フランス/LOSCリール) 


(日高:スペイン/アトレチコ・マドリード、ラジョ・バジェカーノ)


(平澤・吉田:ドイツ/バイエルン・ミュンヘン)


(陽葉:スペイン/ビジャレアルCF)

各研修先のトレーニングメニューやチームの様子、指導を受けたコーチからの評価や助言、その国の文化など、
現地に行き体感した者にしかわからないことを言葉に代えて発表した。

各自の発表後には、聴き手役の選手たちからの質問が飛び交う。中学生からも鋭い質問が浴びせられ、
たじろぎながらも答える2期生の面々。



1週間前の頼りなかった姿からは改善された発表を見せてくれた2期生たち。身振り手振りを加え、ときには
ユーモアを交えて説明した。

人前で自分を表現するために必要な準備と心構え。入念な準備を経て成り立つ自己表現。
その過程はサッカーと全く同じであることを、この報告会で学び取った2期生たち。

ただし、この「海外研修」は、現地で学び取ったことを報告会で後輩たちに伝え、成長を促すだけの機会ではない。
もちろん、スタッフに感じたことや今後の課題を話すだけの機会でもない。

現地に行き、自ら肌で感じたことを“体現する”ことで周囲の人間に伝えていくことこそ重要なことである。
つまり、学び取ったことを報告会で発表し、その場で自らの課題を示し改善を宣言するだけでなく、自らの立ち居
振る舞いで示し、周囲を引っ張っていく。言葉だけでなく、行動で示す。アカデミー全体に大きなプラスの変化を
起こす、その姿勢に期待したい。

今回のこの海外研修に御尽力くださったすべての皆様に感謝申し上げます。
大きく成長した2期生の今後の活躍に御期待ください。

(文:総務兼選手管理 菊池 政博)

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