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私たちの愛する故郷へ

2012年06月24日

今日のダイアリー担当は、高2の井上ねねです。

今日は、プレナスチャレンジリーグ第12節ベガルタ仙台レディースとの試合がありました。
今回私たちは、アウェーという位置づけだったのですが郡山での開催だったので、楢葉町はじめとした
多くの方々が会場へと足を運んでくださいました。アカデミーで共に生活していた方々、楢葉中で
お世話になった先生や友達、サポートファミリーとして私たちを受け入れてくれた家族の方々など
久しぶりに再会することができました。

2011年3月11日、日本を震撼させた未曾有の災害、東日本大震災がありました。
あれから早くも1年以上が経過しました。1年以上経った今でも、原発事故の影響で、私たちはいまだ
ふるさとである楢葉町へ帰ることができません。私たちは、震災後静岡へと拠点を移しアカデミー生活を
スタートしました。福島県に加え、静岡県の多くの方々、時之栖さんに支えられて生活しています。
毎日、感謝の気持ちを忘れず、必死にトレーニングに励み東北の福島県方々へ元気を届けたいと思い
ながらサッカーをしています。

そんな中、今日の試合ではベガルタは宮城、アカデミーは福島、お互い私たちの愛する県民の想いを
背負っての戦いとなりました。前半は相手の速いプレッシャーに焦り、ミスが目立つ場面がありましたが、
徐々に相手のスピードに慣れてきて上手くボールを動かしシュートチャンスを作る事が出来ました。
後半は我慢して組立てする事が出来ました。
増矢が1点決めた後は、アカデミーペースでボールを動かす事が出来ました。結果は2-1で負けましたが、
試合内容としては、課題であった部分を克服し、最後まで戦い抜くことができました。
試合後、サポーターや観客席の人たちなど涙を流す方々が多くいました。今までにない感動した試合を
することが出来てよかったです。
今回の試合を通して改めて楢葉町をはじめとした、福島県の方々に感謝したいと思いました。
今後は、それぞれの目標に向かって精進していきたいと思います。そして、将来サッカーを通じて復興の
手助けができるよう頑張りたいと思います。




高2 井上 ねね

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