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2016年 第1回 J3担当審判員研修会を実施
2016年02月19日
2月12日(金)から14日(月)にかけて、2016年シーズン最初のJ3担当審判員研修会を千葉県・帝京平成大学千葉キャンパスで実施しました。
今シーズンに向け、各審判員の現状認識や自身をより高めるためのフィジカルトレーニング、副審としてやるべきこと、またサッカーをより理解することなどをテーマとしました。
今年3年目を迎える明治安田生命J3リーグ。過去にJ3リーグを担当し、現在はJ1・J2リーグを担当する審判員からJ3リーグでの経験をどう活かしてきたかの講義も行われました。開幕を一ヶ月後に控え、いい緊張感の中で仲間意識を高め、各審判員の特徴を理解することができた、実り多い研修会となりました。
【研修会の主なプログラム】
2月13日(金) | 開講式・測定「40mスプリント、12分間走、Yo-Yoテスト」 |
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2月14日(土) | 講義「フィジカル理論」、「副審として」、「サッカーの戦術について(オフ・ザ・ボールの動き)」 グループディスカッション |
2月15日(日) | トレーニング「ストレングス」、講義「J3リーグを経験して」 |
指導者コメント
柏原丈二 トップレフェリーインストラクター
今シーズンから新たな審判員8名を迎え、2016年シーズンの開幕前研修会を行いました。今回の研修会では、フィジカルテストの測定(40mスプリント、Yo-Yoテスト、クーパー走)を行い、各審判員のフィジカルコンディションをチェックし、シーズンを乗り切っていくための体づくりを指導しました。レクチャーの中では戦術からの審判員の動き(特にビルドアップ)やポジショニング、スタンダードの再確認、さらにルール講習会で出たチームからの意見を情報共有し、どう良いレフェリングに繋げるかをディスカッションしました。2016年シーズンに向け、判定基準の一貫性を重視しながら、同じ方向を向き、安定したレフェリングを目指し、強い気持ちを持って試合に臨んでほしいと思います。
参加者コメント
金次雄之介 1級審判員(千葉県)
今回の開幕前研修に参加して、プロリーグで審判を担当する責任をあらためて実感しました。特にフィジカル面では、試合に向けて逆算してトレーニングをしていくことや時期に応じてフィジカルレベルの底上げをしていくことの重要性を感じました。自身のフィジカルレベルをしっかりと認識して、年間を通して走りきれるフィジカルを身に付けたいと思います。また講義を通して、副審の役割や主審との連携、戦術理解についても学ぶことができました。どちらの内容も「予測」というキーワードがありました。選手の意図や戦術をしっかりと理解して、的確な判定につなげるための動きやポジショニングを意識しなければならないと感じました。今回の研修で学んだことを常に考えながら日々取り組み、一試合一試合を大切にして取り組んでいきたいと思います。
須谷雄三 1級審判員(京都府)
プロリーグを担当する審判員としての自覚と責任をあらためて感じました。フィジカルの部分では今の力量確認を行いましたが、不足しているところを確認することができました。新しいトレーニング方法も実践して、改善していくことで不足しているところを補い、シーズン開幕までに最高のコンディションで臨めるよう準備したいです。そして今回の研修会で再認識した審判員としての自覚・責任をさらに意識し、日々精進していきたいと思います。