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大学生を対象とした小学校体育サポート研修を初開催
2016年03月30日
小学校の教員を目指す大学生を対象とした「小学校体育サポート研修」を24日(木)、JFAハウスで開催しました。小学校体育サポート研修会は、体育やサッカーの授業を苦手とする先生をサポートするために2014年から実施しているもので、インストラクターの資格を持つJFAの指導者養成ダイレクターや地域ユースダイレクターが指導にあたっています。
今回は初めて、将来小学校の教員を目指す大学生を対象に研修会を実施しました。
当日はサッカー未経験の方や女性など全国各地から10名の大学生に参加しました。
受講者は研修後、埼玉スタジアム2002で開催された「2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 兼 AFCアジアカップUAE2019予選 SAMURAI BLUE(日本代表) 対 アフガニスタン戦」を観戦しました。
インストラクターコメント
中山雅雄 インストラクター
参加者全員の大変積極的な研修への取り組みに感謝し、感激しています。小学校教員は自分の専門以外にも多くの見識が求めれます。そのことを十分に意識し、準備している姿を見て、私たちももっと研鑽していかなければならないと痛感しました。
受講者コメント
谷田知沙 さん
サッカーの授業にだけ役立つ研修ではなく、体育全て、教科全てに役立つ内容でした。特に最初のアイスブレイクは体も動かせて、皆と打ち解けることができました。講師も一人一人を見てくださり、時には小さなことでも褒めていただいたので、自分自身もこのように指導したら良いとお手本になりました。全体を通して、最初から最後まで運動量がたくさんあり、また説明もコンパクトで大変参考になりました。
大塚太朗 さん
サッカー経験があまりない初心者の自分でも全体的にとても楽しいムードの中で研修に参加できてよかったです。講師もとても優しく接してくれ、わかりやすい説明、解説でみんなが楽しく研修を受けることができました。今後もこのような研修の機会があればぜひ参加したいです。
小野塚朱音 さん
大学の講義などで授業の作り方は学んでいましたが、実際にどのような内容を組み込んだらよいかわからない部分が多くありました。今回の研修で自分が実際に動いてみたことで、授業を作ることが想像しやすくなりました。最初は自分自身が緊張していましたが、講師の明るい雰囲気とアイスブレイクで楽しく研修を受けることができました。普段、大学では受けることができない実技をともなう研修を受けることができ、とてもよい機会になりました。小学校の教員を目指す者として、今後の教師生活で活かしていければと思います。