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ろう者サッカー男女日本代表 沖縄で合宿を実施

2017年01月10日

ろう者サッカー男女日本代表 沖縄で合宿を実施

2016年12月23日(金・祝)~25日(日)に沖縄県総合運動公園で、ろう者(デフ)サッカー男女日本代表の合宿が行われました。

天候にも恵まれ、暖かい環境での合宿となり、選手達にも体調コントロールがしやすいと好評でした。沖縄県サッカー協会の協力のもと、男子は、沖縄国際大学、那覇西高校、FCセリオーレと練習試合を、女子はヴィクサーレ沖縄FC(ナヴィータ)、琉球デイゴスと練習試合を行うなど、充実した合宿となりました。

12月24日(土)には沖縄県サッカー協会主催の「障がい者サッカーフェスティバル2016」が行われ、日本代表チームのメンバーも、デフサッカーのブース出展やデフサッカー体験会を開催しました。またメンバー自身も様々な障がい者サッカーの体験会に参加し、沖縄で行われている手動車椅子でのサッカーにもチャレンジしました。

また、知的障がい者サッカーの沖縄県選抜チームとデフサッカー男子日本代表との試合も行われました。エキシビジョンマッチながらも、双方真剣勝負で白熱した攻防が繰り広げられました。

初の沖縄合宿とフェスティバルへの参加で、新しい繋がりが出来ました。

デフサッカー日本代表は3月にも、男子(愛知県)女子(関東圏内)ともに合宿を行い、7月のデフリンピックに備えます。

選手コメント

細見尚史 選手(デフサッカー男子日本代表キャプテン)
12月23日から3日間、7月に開催予定のデフリンピックに向けた合宿を沖縄で実施しました。期間中には「障がい者サッカーフェスティバル2016」も開催され、普段関わるきっかけが少ない他の障がい者サッカーを通して多くの方と触れ合うことができ、ろう者サッカーの選手にとっても良い機会をいただくことができました。また、沖縄県サッカー協会様の多大なご協力のもと、素晴らしい施設で対外試合も行うことができ、収穫の多い合宿となりました。今回の合宿に関わってくださいました全ての方々への感謝の気持ちを忘れずに、この貴重な経験を活かしてデフリンピックでのメダル獲得へ向けて引き続き邁進していきます。ありがとうございました。

阿部菜摘 選手(デフサッカー女子日本代表キャプテン)
今回、初めて沖縄で合宿を行いました。練習をしていく中で、チームワークの大切さ、どんな気持ちでサッカーに励んでいるのか、色々と知ることができた合宿だったと思います。練習試合してくださったヴィクサーレ沖縄FC様、琉球デイゴス様、ありがとうございました。練習試合の中で色々な課題も見つけることができました。今後の練習に活かし、大会でメダルを獲得できる様、頑張っていきたいと思います。

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