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小学校教諭の方を対象とした「小学校体育サポート研修会」を実施
2017年03月30日
日本サッカー協会(JFA)は3月28日(火)、小学校教諭の方を対象とした体育授業サポート研修会(小学校体育サポート研修会)を開催しました。この研修会は、インストラクター資格を持つJFAの指導者体育がサッカーの授業を苦手とする先生をサポートするために2014年から実施しています。サッカー未経験の方や女性教諭にも参加いただき、和やかな雰囲気の中、研修会が終了しました。
インストラクターコメント
北野孝一 インストラクター(JFA小学校体育サポートプロジェクト)
この研修会は、体育が苦手、サッカーが苦手な先生を対象に日本サッカー協会が考案したプログラムを実技、講義を通して体験し、日々の授業に活用していただこうというものです。平日にもかかわらず、小学校教諭や学校体育に関わる19人の方が全国から受講されました。実技では、プロジェクトで作成した教本(「サッカー指導の教科書」東洋館出版2015)の内容を抜粋して、準備運動からゲームまで実際の授業の流れに即して体験していただきました。後半は、指導プログラムや指導法のポイントを講義形式でお伝えしました。受講者の中にはサッカー未経験、運動苦手な方もいらっしゃったようですが、意欲的かつ積極的に参加していただき、活発で実りある研修会となりました。学校現場に戻り、学んだことを授業で活用されることが期待されます。約2時間行われた研修会の後には、アジア最終予選(Road to Russia)のSAMURAI BLUE(日本代表)の試合を観戦いただきました。
参加者コメント
奥山由香 さん
1人で参加して不安だったのですが、たくさんの方と触れあえる内容で楽しく参加できました。自分自身が参加してとても楽しかったので、子どもたちもこのプログラムで授業をすると本当に楽しいだろうと感じました。
藤巻裕信 さん
今回の研修を受けて、日頃どのように授業していくとよいかが改めて明確になりました。サッカーのみならず、体育全般、さらに学習全般にも通じることがたくさんあったので、ためになりました。講師の方もとてもわかりやすく、さらに同じ現場で働く立場の視点で指導いただいたので身になることがとても多かったです。
多門明日美 さん
体育が苦手な子どもでも楽しく活動できる内容でした。参考の教材も紹介してもらえたので、後から参考にしながら実践できるところが良かったです。映像を用い、実際の授業風景を見せてもらえたので分かりやすかったです。明るい雰囲気で、研修中も褒めてくれたので、うれしく思いました。教員としての視点も示してもらえました。