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MESGO「セッション9」にて田嶋会長が講演
2018年03月13日
3月8日(木)、田嶋幸三 日本サッカー協会会長がJFAハウスで行われたMESGO「セッション9」の講義の中で講演を行いました。
MESGOとは、Executive Master in European Sport Governanceの略称でヨーロッパで設立されたスポーツ大学院です。スポーツ産業で既に働いているプロフェッショナルに対してプログラムを提供するもので、競技連盟やクラブで部門の責任者や事務局長、ボードメンバーなどに選出されている方々を対象としています。
MESGOは幹部職員に向けたスポーツマネージメントの9つの教育プログラム「セッション1」から「セッション9」で構成されており、この9つのセッションは世界9ヶ所を移動しながら講義を行うという形式になっています。
MESGOはつくば国際スポーツアカデミー(TIAS)と2016年9月9日に提携を結び、このたび「セッション9」が日本/東京で開催されることになりました。
この「セッション9」のプログラムの中で、田嶋会長が日本サッカー界のこれまでの歩み、そしてこれから目指していくものについて講義を実施。JFAが掲げるスローガン「DREAM」、そしてJFAの職員が共有する価値観「JFAバリュー」を伝えることからスタートし、昨年大きな転換を図ったブランディングの説明へと移行。ここまで話すと、一度映像を用いながら日本サッカー界のここまでの歩みを振り返ります。そして今抱えている課題にどう取り組んでいるのかを説明し、さらなる発展のためにはどうすべきか、どうのような組織であるべきかを受講者に伝え、講義は終了しました。
講義終了後の質疑応答は質問が途切れることなく続きました。受講者の熱意のある姿勢とJFAへの関心の高さを感じる一幕となりました。また、JFAの取り組みを競技を問わず、世界でスポーツに携わる様々な人々に発信できた意義深い機会となりました。
コメント
塚本拓也 さん(TIAS主任研究員/MESGO ローカル・コーディネーター)
MESGOは欧州サッカー連盟(UEFA)が中心となって運営するスポーツマネジメント大学院で、全9セッションの教育プログラムから構成されます。各セッションは世界9か所を移動しながら講義されるというユニークな形式をとっており、「セッション1」は2017年9月にパリで開かれ、この度、最終の「セッション9」が東京で開催されました。欧州を中心に活動するMESGOにとって、近年成長が著しいアジアのスポーツ産業を学んでみたいという意図からTIASがサポートする形で今回のセッションが実現し、JFAハウスにて素晴らしいセッションを開催することが出来ました。
受講者コメント
日本での1週間のセッションを終えてみて、欧州のビジネスモデルとアジアのビジネスモデルは違うこと、さらにアジアの中でも日本のビジネスモデルは違うというを理解し、新しい発見の連続でした。また、アジア市場でのネットワークをこのセッションを通して構築できたことはとても良かったです。さらに、JFA田嶋会長から日本のサッカー界の動向を聞くことができ、英語でディスカッションできたことは非常に貴重な機会でした。
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