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「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」共同記者発表会を実施

2018年09月05日

「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」共同記者発表会を実施

「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」共同記者発表会が9月5日(火)、東京都文京区のJFAハウスで行われました。会見には大井川和彦茨城県知事、一般社団法人日本eスポーツ連合の岡村秀樹会長、田嶋幸三日本サッカー協会会長が登壇しました。

本大会は第74回国民体育大会と第19回全国障害者スポーツ大会の文化プログラムの一環として開催されます。都道府県対抗として全国で初めて実施されるeスポーツ大会となります。

eスポーツとは、コンピュータゲームやビデオゲームで行われる競技のことで、近年、世界的な広がりを見せています。FIFAではFIFAインタラクティブワールドカップ(FIFA e World Cup)と称して世界大会を開催。2004年に第1回大会が行われ07年を除き、毎年世界大会を行っています。また、今年、インドネシアで開催されたアジア競技大会では、デモンストレーション競技として6タイトルでeスポーツ競技を実施。ウイニングイレブン 2018部門においては日本代表が金メダルを獲得しました。日本国内でも明治安田生命eJ.LEAGUEが今年初開催されるなど、次世代のスポーツの形に注目度が増していると言えるでしょう。

大会での競技は予選会、本大会ともにウイニングイレブン2019で実施されます。来年2月より大会特設サイトから出場者登録を行い、その後、各都道府県で開催される予選会を勝ち抜いたチームが茨城で来年10月4日から6日に行われる本大会に出場し、日本一を決定します。予選会は来年4月から7月にかけて行われ、JFAは日本eスポーツ連合とともに運営に協力します。各予選会の実施方法は来年2月から随時発表予定です。

登壇者コメント

大井川和彦 茨城県知事
来年、茨城で開催される「いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会」に合わせ、全国初の都道府県対抗eスポーツ大会を開催する旨を5月に発表させていただきました。今回、日本サッカー協会に加わっていただき、都道府県予選から一緒に大会を運営していただけるとなりましたので発表いたします。今回、eスポーツを通じて茨城に着目いただいたところですが、これからもどんどん新しいことにチャレンジしていきますので、今後とも茨城にご注目いただければと思います。

岡村秀樹 一般社団法人日本eスポーツ連合会長
まずは今年3月に茨城県の国体局から来年開催される「いきいき茨城ゆめ国体」でeスポーツを採用予定という話をいただきました。これは日本eスポーツ連合にとって大変有意義なことだと思います。ご協力させていただくべく体制づくりをしていきます。日本ではまだまだ黎明期と言われているeスポーツですが、これを国体の文化プログラムで開催するという大井川県知事のご判断に心より敬意を表したいと思います。当連合は、eスポーツの認知や裾野の拡大を第一に目指しています。国体という歴史ある、日本のスポーツの祭典で、また、新たな元号のもと開催される記念すべき第1回目の国体でeスポーツが採用されたことを大変喜ばしく感じています。

田嶋幸三 日本サッカー協会 会長
日本サッカー協会はサッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する、この理念を持って活動しています。今回、全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKIに共同の主催者となることで、私どもの理念の実現に新たな道筋を加えることになると大変うれしく思っています。

年齢、性別、障がいの有無にかかわらず、対等に競い合えるeスポーツの大会を国体の場で行うことによって、全国に広がりを持てると共感しました。JFAは現実の競技団体でもあり、男女それぞれ、多様な年代の競技者を有しています。47都道府県サッカー協会や障がい者サッカー連盟も加盟しているJFAにとって、互いに相乗効果が見込める素晴らしいコラボレーションが生み出せるものだと考えています。また、eスポーツを通じて、直で接することの難しかったサッカーゲーム愛好者の方々、eスポーツを運営、支援する方々とつながりを持つことで、JFAの理念をより高いレベルで実現できる機会を得られるものと信じています。

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