ニュース
U-15日本女子選抜トレーニングキャンプがJ-GREEN堺でスタート
2018年09月30日
U-15日本女子選抜のトレーニングキャンプが9月29日(土)、J-GREEN堺(大阪府堺市)で始まりました。
全国9地域から選ばれた46名の選手が、4日間のプログラムに取り組みます。台風の影響で、雨雲が覆うあいにくの空模様ではありましたが、初日はまずフィジカルテストからスタート。その後2グループに分かれてトレーニングを行い、夕食後はフィジカルのレクチャーを実施しました。
二日目の30日(日)は、台風の接近に伴いグラウンドが使用できないため、レクチャー中心のプログラムを行い、10月1日(月)から本格的なトレーニングがスタートします。
指導者コメント
松下潤 ナショナルトレセンコーチ/小美玉スポーツクラブ
統括責任者である大部コーチのオープニングからスタートしたキャンプ初日。世界基準で闘っていくために、いつでも・どこでも・誰とでも行動できるようにすること、自分からアクション・リアクションすることを伝え、選手たちをピッチに送り出しました。 ピッチでは、フィジカル測定と基本のテクニックトレーニングを行いました。早速自分で周りを見てテキパキと行動できる選手が多く、スムーズに測定を終えることができましたし、ゴールの準備や用具の管理など、コーチが働きかける前に予測して行動を起こすことができていました。トレーニングで行ったトライアングルパスでは、非常に質高くプレーすることができ、日頃のチーム活動や都道府県トレセン、地域トレセンの成果を感じることができました。ロングキックやヘディングではまだまだ課題を抱える選手も多くいますが、全体的にはなでしこらしく明るく直向きにトレーニングに取り組む姿が見れました。夜のレクチャーでは、JFA フィジカルフィットネスプロジェクトの関コーチから、フィジカル測定のフィ ードバックとコアトレーニング、ダイナミックストレッチの重要性をレクチャーしてもらいました。選手がセルフケアできるようになるために、選手同士で正しいフォームを確認しあいながら、合計7種目 のトレーニング・ストレッチの実践も行いました。 緊張の面持ちからスタートしたキャンプでしたが、最後のグループミーティングを終えた後は、すっかり打ち解けた様子でした。明日以降、より切磋琢磨した姿がみられることを期待しています。
選手コメント
貝尾千夏 選手(マイナビベガルタ仙台レディースジュニアユース)
今日は初日ということで、みんな緊張した面持ちでスタートしましたが、夜のミーティングで自己紹介を行い、それぞれ芸やものまねを行ったので緊張が少しほぐれ、打ち解けることができました。トレーニングでは、パス&コントロールを行いました。サッカーにおいてとても基本的なことのひとつですが、意識するポイントを多く学びました。チームに持ち帰ることももちろんですが、明日からのトレーニングでも意識して、このキャンプで少しでも成長できるようにしたいです。この環境を用意してくださった方々や、送り出してくれた方々に感謝して残り三日間過ごしていきたいです。
箕輪千慧 選手(日テレ・メニーナ)
今回、オープニングではまず、このキャンプに参加するうえでの覚悟や心構えを学びました。トレーニングでは、フィジカル測定と基礎的な部分を練習しました。基本的なパスでも、世界基準でできるよう意識して行いました。最後に行ったゲームでは、自分の得意なプレーが出せるよう、頑張りました。また、夜のレクチャーではフィジカル測定の結果をもとに、自分の長所と短所をしっかり把握することができました。今回測定しただけで終わらせることなく、短所を長所にできるように継続して行うことが大切だと思いました。キャンプは少ない日数ではありますが、自分の実力がいつでも出せるようにしたいと思いました。私は今回、相手の行動や言葉にリアクションすることを目標とし、自分から積極的に行動できるようにしたいです
堀内香歩 選手(アルビレックス新潟レディースU-15)
キャンプ初日はフィジカル測定を行いました。測定は、現在の自分の力を知るために全力で取り組みました。夜のレクチャーでは記録を伸ばすためのストレッチなどのコアトレーニングを学びました。今だけではなく、このキャンプが終わってからも継続していきたいと思いました。残り三日間と少ない時間ではありますが、自分の持っている力を精一杯発揮し、多くのことを吸収していきたいです。そして、たくさん成長できるよう、良いキャンプを作り上げていきたいと思います。
宗形みなみ 選手(マイナビベガルタ仙台レディースジュニアユース)
キャンプが始まり、まず大部コーチの話で、「世界基準の選手になるために必要なこと」、「感謝の気持ちを持つことの大切さ」などを改めて深く学ぶことができました。トレーニングではまずフィジカル測定を行い、その後、グループごとに分かれました。慣れない環境でしたが、多くの選手とコミュニケーションをとることができました。また、最後に行ったゲームでは、自分のストロングポイントである前線からプレスをかけることやシュートの意識を高くもつことを活かし、得点につなげることができました。夜のレクチャーでは体幹のトレーニング方法などを学びました。体勢など、一人では気づけないことを他の選手に直してもらい、正しい姿勢を覚えることができました。明日から、オフでもオンでも積極的に動き、チームに必要とされる選手になれるよう、感謝の気持ちを忘れずに行動していきたいです。
スケジュール
9月29日(土) | PM | トレーニング、レクチャー、ミーティング |
---|---|---|
9月30日(日) | AM PM |
トレーニング トレーニング、レクチャー、ミーティング |
10月1日(月) | AM PM |
トレーニング トレーニング、レクチャー |
10月2日(火) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
関連情報
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/23 第104回 天皇杯 「SCO GROUP Award」 受賞選手発表
- 大会・試合 2024/11/22 配信決定 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 プレーオフ2回戦
- 日本代表 2024/11/22 【JFA STORE】最大50%OFF!南野拓実、伊東純也、中村敬斗選手を含む人気アイテムが特別セール!
- 指導者 2024/11/22 2025年度 JFA ゴールキーパーレベル1コーチ養成講習会 女性コース 開催要項
- 選手育成 2024/11/22 JFAとアディダスによるU-12年代の選手を対象とした特別イベント「JFA アディダス U-12 DREAM ROAD キャンプ 2024」を初開催~2024年12月14日(土)JFA夢フィールド~