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JFAアカデミー堺 夏休みを終えて
2019年09月02日
JFAアカデミー堺の選手達は、8月26日(月)、堺市立月州中学校の2学期始業式に出席し、2学期の活動がスタートしました。
週末帰省型のJFAアカデミー堺では、中学校の夏休み期間は自宅に帰省し、所属チームの活動に専念しました。7月27日(土)から8月3日(土)にかけて開催された、「JFA第24回全日本U-15女子サッカー選手権大会」に出場した選手も多く、各地から集った強豪チームを相手に日頃のトレーニングの成果を発揮すべく、必死に挑む姿が見られました。
約一ヶ月ぶりに戻ってきた寮で、夏休み中の出来事を語り合っている選手達の姿がありました。
選手たちは、夏休み中に得た成果と課題を今後の活動に活かしていきます。
2学期は、選手達が楽しみにしている体育大会や、文化活動発表会といったイベントが予定されており、学校行事にも力を入れて取り組んでいきます。
アカデミー生コメント
浅田幸子 選手(中3:6期生/FCヴィトーリア)
私は、1年生の時に初めて出場してから3年連続でJFA全日本U-15女子サッカー選手権大会の全国大会に出場することができましたが、今年は初めて初戦を突破することができました。
大会が始まる前、「今年こそは絶対勝とう」と思っていました。1回戦で勝つことができた時はとても嬉しかったし、2回戦で先制点をとったときはチームに勢いがついて、私も点を決めることができました。3年生としてチームを引っ張る立場になってから、こうして勝つことができて、とても嬉しかったです。しかし、準々決勝の相手は簡単には戦えませんでした。相手チームの選手は背が高くて、球際が強く、私は自分の思っているプレーができませんでした。前からプレッシャーをかけていきましたが、勝つことができませんでした。勝ったときの嬉しさと負けたときの悔しさなど、普段味わうことのできない気持ちを味わうことができました。そして、もっと体幹を鍛えて球際で簡単に負けない身体を作ろうと思いました。
森のの子 選手(中2:7期生/NGUラブリッジ名古屋Jr.ユース)
昨年のJFA全日本U-15女子サッカー選手権大会にチームは出場しましたが、私はメンバーに選ばれず出場することができませんでした。とても悔しかったので、今年こそは出場するという強い気持ちで練習に取り組んでいました。しかし、いざ1回戦のメンバーに選ばれ試合が始まると、緊張して自分の思っているプレーができませんでした。そのときコーチから「もっとできるから落ち着いて」とアドバイスしてもらい、父と母からは「楽しんでプレーしたらいい」と言ってもらって、2回戦からは少しずついつものプレーができるようになってきました。
準決勝の試合が印象に残っています。先制点を取られましたが2点取って逆転した直後にまた失点しました。最終的には3点目を取って勝つことができましたが、得点した後に集中力が切れてしまったことが課題だと感じました。決勝戦で負けてしまい、結果は準優勝でしたが、全国大会の決勝戦というとても大きな舞台で試合をすることができて本当に良い経験ができました。サッカーはチームワークが大切ですが、一人一人が責任を持ってプレーしている強いチームと試合する中で、個人の技術を上げることがとても大切だと思いました。全国のチームと試合をして、他のチームの強さを実感できました。
高井更紗 選手(中1:8期生/徳島ラティーシャ)
JFAアカデミー堺に入校して初めての夏休みでした。チームの遠征に参加したり、大会に出場しました。JFA第24回全日本U-15女子サッカー選手権大会では、はじめは「点を取ってチームを勝利に導きたい」と思っていましたが、1回戦で負けてしまいました。相手のディフェンスが強く、思ったプレーが全然できませんでした。とても悔しかったけれど、高いレベルを知れたし、これからもっと練習しなければいけないと思いました。
普段の週末の帰省では家で過ごす時間が少ないけれど、夏休みには家で勉強をしたり、わからないところをお母さんに教えてもらう時間がありました。また、入校して以来はじめて、小学校の時の友達と会えたことも嬉しかったです。充実した夏休みになりました。夏休みに経験したことを活かして、今の自分を超えてもっと成長できるようにしたいです。