JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 最新ニュース一覧 > 攻撃力前面、川崎の強さ象徴した決勝に 天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会
アイリスオーヤマ
トヨタ
ニチバン
モルテン
国内競技会開催事業

ニュース

攻撃力前面、川崎の強さ象徴した決勝に 天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会

アイリスオーヤマ
トヨタ
ニチバン
モルテン
国内競技会開催事業

2021年01月02日

攻撃力前面、川崎の強さ象徴した決勝に 天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会

ゴールは三笘薫選手による一つだけでしたが、攻撃力を前面に押し出し今シーズンを戦ってきた川崎の強さが象徴された決勝でした。リーグ戦に続くタイトルでクラブ史上初めてシーズン2冠を達成。鬼木達監督は「今季は複数タイトルを狙ってきた。最後苦しかったが、よくやってくれた」と選手をたたえました。
立ち上がりから圧倒的にボールを保持し、G大阪ゴールに迫りました。レアンドロダミアン選手や家長昭博選手が好機を決め切れませんでしたが、前半から12本のシュートを放ちました。
三笘選手の貴重なゴールは押し込み続けた末の55分でした。中央のレアンドロダミアン選手からのスルーパスを受けると、スピードを生かして抜けだし、右足で左サイドネットへ。「ゴール前で冷静になれた」と自画自賛しました。

11月のリーグ戦では0-5で大敗し、目の前で優勝を決められたG大阪は3バックに布陣を変更して王者に挑みました。GK東口順昭選手の好セーブなど堅守から勝機をうかがいましたが、欲しかった先制点を奪えませんでした。失点してからは経験豊富な渡辺千真選手を投入するなど4バックに変えて打開を図り、ゴールを脅かす場面もあったものの、最後まで得点できませんでした。
この試合を最後に引退する川崎の中村憲剛選手に出番は訪れませんでしたが、後輩の力で今まで手にできなかった天皇杯を掲げました。40歳のベテランは「感無量。今、世界で一番幸せなサッカー選手だと思う」と感慨に浸りました。

監督・選手コメント

鬼木達 監督(川崎フロンターレ)
天皇杯決勝という素晴らしい舞台に立てたことをうれしく思います。多くのサポーターが駆けつけてくれましたので、もっと点を取って勝利したかったのですが、試合は決勝らしい難しい展開になりました。その中で我慢強く戦い、無失点に抑えられたことや、最後の部分で体を張る、意思疎通を図るということをやってくれた選手の成長を感じています。昨年は新型コロナウイルス感染拡大により大変な状況になりましたが、選手たちはよく頑張ってくれました。

三笘薫 選手(川崎フロンターレ)
決勝という大舞台でもいつも通りのプレーを心掛けていました。タイトルを獲得することができたのは率直にうれしいですし、勝利に貢献できたのも良かったです。でも、もっと楽に試合を進められたという思いもあります。前半のチャンスで決めることができれば、(中村)憲剛さんが出場できたかもしれません。反省点は多々ありますが、それらを次に生かして、さらに先へと進んでいきたいと思います。

宮本恒靖 監督(ガンバ大阪)
今日は少し守備を意識した中で、ボールを奪ってから速く攻めることと、ボールを持つ時間をつくりながら攻め込むという二つをイメージしたゲームプランを持って臨みました。また、勝負どころでは、システムも含めて攻撃的に仕掛けることで相手を上回るような展開に持っていくという狙いもありました。しかし、前半の途中から相手の攻撃を受ける時間が長くなってしまいました。われわれがボールを持つ時間をもっと長くできれば良かったと思います。

三浦弦太 選手(ガンバ大阪)
非常に悔しい結果になりました。ガンバ大阪に加入してからタイトルを獲得できていなかったので、強い思いを持って試合に臨みました。全員がハードワークして戦い、もう少しでタイトルがつかめるところだったので本当に悔しいです。この悔しさを忘れずに次のシーズンも戦っていきたいと思います。チームとしても、今後、(川崎)フロンターレに負けないようなサッカーをしていかなければなりません。

【1回戦】9月16日(水)
【2回戦】9月23日(水)、30日(水)
【3回戦】10月28日(水)、11月11日(水)
【4回戦】12月13日(日)
【5回戦】12月20日(日)
【準々決勝】12月23日(水)
【準決勝】12月27日(日)

【決勝】2021年1月1日(金・祝)

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー