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横浜FM、柏との上位対決を劇的ゴールで制する 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021第11節

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2021年11月08日

横浜FM、柏との上位対決を劇的ゴールで制する 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021第11節

高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2021EASTは11月6日(土)、順延となっていた第11節の横浜F・マリノスユース(神奈川)対柏レイソルU-18(千葉)の一戦を横浜国立大学フットボール場で開催しました。

ピックアップマッチ

横浜F・マリノスユース 3-2(前半2-2、後半1-0)柏レイソルU-18

横浜FMの大熊裕司監督が「立ち上がりは相手の勢いにのまれた」と振り返ったとおり、序盤は柏がペースを握りました。しかし先制したのは横浜FM。22分、右サイドでボールを受けたMF松村晃助選手(#27)がカットインから左足を振り抜きゴールネットを揺らしました。

柏もすぐに反撃に出ます。25分、FW山本桜大選手(#18)が冷静にドリブルシュートを決めて同点に追い付くと、その2分後にはMF高貫太瑛選手(#8)が上げたクロスボールが相手のオウンゴールを誘い、逆転に成功します。

勢いに乗った柏がその後も攻勢を見せる中、横浜FMも徐々に盛り返していきます。そして前半アディショナルタイムには左サイドからのグラウンダーのクロスに走り込んだ松村選手がスライディングしながら右足で合わせ、2-2で前半を折り返します。

後半は横浜FMがペースを握ります。ピッチを広く使ってサイドから果敢に攻め、FW内海碧斗選手(#17)や内野航太郎選手(#9)、途中出場のMF宮下渓太選手(#7)らが惜しいシュートを放っていきます。柏も終盤に山本選手などがチャンスをつくりますが、こちらも得点は奪えません。

ドローが濃厚となった後半アディショナルタイム、横浜FMに決勝点が生まれました。DF石塚心選手(#5)のクロスボールから混戦となり、宮下選手が頭で折り返すと、内野選手が体を投げ出しながらボレーシュート。「気持ちで蹴り込んだ」(内野選手)という一撃でリードを奪うと、直後に迎えたピンチの場面ではGK木村凌也選手(#1)がファインセーブを見せ、勝利を手繰り寄せました。

柏の酒井直樹監督は「サッカーでは前後半の立ち上がりと終了間際、得点後、失点後の4局面は特に集中しなければいけない」と試合後に語りましたが、まさにその時間帯に多くの得点が生まれる激闘でした。

監督・選手コメント

大熊裕司 監督(横浜F・マリノスユース)
立ち上がりは相手の勢いにのまれ、25分ぐらいまではあまりいいゲームではありませんでした。その後はボランチ同士もパス交換やフォアでのインサイドチェンジができるようになり、後半は我々のペースで進められました。逆転されてからどう立て直すかという部分では非常に良い経験ができましたし、結果も出せたので良かったです。チャンスの場面でもう少し丁寧に、というのが今後の課題です。

FW #9 内野航太郎 選手(横浜F・マリノスユース)
(前節の)大宮アルディージャU18戦で1-6と敗れてしまい、自分もノーゴールだったので、この試合は自分が点を決めてチームを勝たせるんだ、という気持ちで臨みました。ゴールシーンは宮下選手がヘディングで落として「決めてくれ」というボールを出してくれたので、気持ちで蹴り込みました。素直にうれしかったです。結果を出し続けてトップチームに絡めるようになりたいです。

酒井直樹 監督(柏レイソルU-18)
後半アディショナルタイムに決勝点を奪われるというショッキングな負け方でしたが、前期に対戦した時に比べて選手たちの成長も見えましたし、手応えもありました。見ていて楽しかったです。前後半の立ち上がりと終了間際、得点後、失点後の4局面は特に集中しなければいけない時間帯です。選手たちは今日の試合でそれを学んだのではないでしょうか。

FW #18 山本桜大 選手(柏レイソルU-18)
最初に失点しましたが、自分たちに焦りはありませんでした。得点シーンは、落ち着いてドリブルができましたし、冷静に狙うことができました。ただ、終盤にあったチャンスを決め切れていれば勝てた試合だったので、決定力を上げていくことが今後の課題として残りました。一つでも順位を上げていけるよう、練習から熱く取り組んでいきたいです。

大会期間:2021年4月3日(土)~2021年12月5日(日)

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