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ビーチサッカーで初めての育成合宿を実施

2022年08月29日

ビーチサッカーで初めての育成合宿を実施

8月26日(金)の午後から8月28日(日)にかけ、ビーチサッカーとしては初めて、育成を目的とした合宿を実施しました。
今回は、新たな選手発掘を目的に開催しているビーチサッカー巡回クリニックや各リーグの視察から選ばれた15名の選手が参加しました。
平均年齢20歳と若い世代に、ビーチサッカー日本代表の田畑輝樹コーチが個の育成を目標に指導しました。
合宿冒頭には、本合宿の意味や意義を伝え、選手個々に意識を変えるよう訴えました。
また、選手としてセルフコンディショニングを整えることの重要性をメディカルスタッフからレクチャーを受けて合宿がスタート。
合宿テーマは、スペースメイキングとオフザボールと伝えられており、ボールを動かしながらも効果的なポジショニングを取るよう田畑コーチからも求められました。

参加した選手からは、「日頃のトレーニング内容と違っていて疲れ方が違う」などの声も聞かれました。
それでも、3日間で選手同士でのコミニケーションも増え、求めたプレーが出る数も増えてきました。

今回は、現在大学でサッカーを取り組んでいる選手も参加しました。
ビーチサッカーの経験は浅いものの、随所にポテンシャルを発揮してくれ、新たな発見があったと田畑コーチも驚いていました。

最終日の午後は、紅白戦を実施しました。
疲労がたまり、厳しい状況の中でも選手たちはこの合宿での成果を発揮しようと取り組みました。

最後は田畑輝樹コーチから「今回、JFAとして初めてこのような機会を設けていただいた。この合宿の評価は今日の出来ではない。これからみんながチームに戻りどう取り組み方を変え、意識を変え、トップチームに食い込んでくるか。みんなが証明して行って欲しい」と伝え全日程を終了しました。

選手コメント

向川巧真 選手(BSC川崎)
今回、この様な素晴らしい環境でトレーニング合宿を出来た事、田畑さんをはじめ沢山の方々のご協力に対し深く感謝致します。
今回の合宿では、年齢層が若く大学生の方々と共にトレーニングをしてきました。
印象的に感じたのは田畑さんが話されたオフザボールの動きとスペースに対しての動き出しです。
これだけではないですが、今後日本が世界1になるためにこの基準を上げる事が大切だと感じました。
私をはじめ若い年齢の世代が代表に食い込む事が大切なので、日頃から自チームに戻った時にトレーニングの基準を高くもち、この合宿で学んできたをチームに還元する事でプレイヤーとして私自身成長していくと思いました。
また、この様な機会ができるよう、日頃から全力でトレーニングに取り組んでいきたいと思っています。

信末悠汰 選手(ドルソーレ行橋)
今回、初めてビーチサッカー選抜合宿に参加させて頂きました。
まず、この様な環境でビーチサッカーが出来たことに感謝いたします。
この合宿ではビーチサッカーの本質を学ぶことができ、大変勉強になった3日間でした。
田畑コーチがトレーニング中に常に言っていた「基準を上げる」「意識する」「考えて動く」という言葉がとても印象に残っています。合宿で学んだことを選手一人一人がチームに持ち帰り、意識してトレーニングをすればもっと個の成長にも繋がりますし、また日本のビーチサッカーの底上げにも繋がると思います。
改めて日本のビーチサッカー界を盛り上げていきたいと感じた合宿でした。

小林湧大 選手(流通経済大学)
私自身、ビーチサッカーの経験はほとんどない状況でしたが、大会に出場したことで、今回招集いただきました。
この合宿を通してビーチサッカーの魅力を知ることができました。今後、私はまだ大学のサッカー部なのでサッカーも頑張りつつ、将来的にビーチサッカーも視野に入れていきたいと思いました。
また、日本代表は昨年のワールドカップで世界二位なので、そこにも魅力を感じました。

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