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JFAレフェリーカレッジを沖縄県で開催
2015年12月15日
JFAレフェリーカレッジ11期生のオープンカレッジを沖縄で開催しました。このオープンカレッジは昨年より実施しているもので、開催地域のレフェリーにもカレッジの講義内容を共有し、共に学ぶ機会に触れることでお互いに刺激し合うことのできる場になっています。
講習の前半は県民大会の審判をし、審判員との良いコミュニケーションを図ることができました。また、後半はランニングを中心とした講習を実施。沖縄県からも多くの審判員と審判指導者が参加し、にぎやかな講習となりました。
今回使用した施設は環境も良く、この時期としては暖かい環境が屋外での活動時の集中力をさらに高めました。
参加者コメント
小野裕太 JFAレフェリーカレッジ11期生
今回の定期講習は沖縄県での開催でした。この時期に気温が毎日25度を超える温暖な気候の下、沖縄県協会の方々の協力もあり、大変充実した講習になりました。この講習では沖縄県民体育大会のレフェリーを担当し、貴重な経験を積むと同時に、自分の新たな課題を見つけることができました。その課題を改善しつつ、今後もさらなるレベルアップができるように努力していきます。
徳門将史 2級審判員
今回の研修では、試合のビデオ分析やランニングの指導を受けて、審判活動のヒントになることをたくさん得ることができました。ビデオ分析では、主にポジション二ングやハンドリングについて学びました。自分が担当した試合を客観的に見ることで、ポジション二ングの改善点が明確にわかりました。ニッポンランナーズの斎藤先生によるランニング指導では、「走る」ことの実践的な技能だけでなく、理論的な知識も学ぶことができました。体幹で生み出した力を末端へ伝達するために必要な筋肉や動きなど、一連の動作の難しさを実感しました。「走る」という審判員に不可欠な要素のスキルアップに活かしていきたいと思います。今回の研修で学んだことを活かして、今後も審判活動に励みたいと思います。
山内恵美 2級審判員
この3日間の講習会は私にとって、素晴らしい出会いと発見、刺激的なことばかりでした。一日目、レフェリーカレッジの皆さんとゲームの審判をご一緒させていただきました。カレッジ生は担当するゲームまでの時間の使い方にムダがなく、沖縄特有の流れと雰囲気のなかでのマッチミーティングも毅然とした態度とすばやい判断力で淡々とこなし、審判ミーティングでは要点を言葉だけでなく図に示しながら説明してくれました。「互いに協力・フォローしながらゲームを進めていきましょう」という体制があっという間に出来上がっていく過程、雰囲気づくりが本当に素晴らしく、私も自分の考えや意思をはっきり伝えられるようなになりたいと思いました。また、二日目、三日目のランニングの講義も驚きと発見ばかりでした。これまで走ることに不安と苦手意識の強かった私ですが、斎藤先生のトレーニングを継続し、今後はそれらを克服したいと思います。今回の貴重な経験を私の今後の審判活動に活かしていきたいと思います。本当にありがとうございました。