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サッカー女子1級審判員(1-3年目)フィジカル研修会をオンラインで実施
2021年03月18日
3月7日(日)に、1~3年目のサッカー女子1級審判員を対象としたフィジカル研修会がオンラインで実施されました。
2019年より始まった本研修会は今年で3回目となります。女子1級審判員の若手向けに、フィジカルトレーニングやコンディション、栄養管理等に関わる理論やテクニックを学ぶ目的で開催しています。今回はその基礎編として、「レフェリー動作の種類」「必要な体力要素」「コンディショニングの重要性と実践」を中心に講義が行われました。
トップレフェリーとして活躍するためには、審判スキルだけではなく、より良いパフォーマンスを発揮するためのフィジカルの基礎基本を確立していくことが重要です。このような学びの機会を通して、女子1級審判員としてのレフェリングの向上に繋げていきます。
今年は、本研修会が複数回にわたって開催される予定です。
コメント
山岸貴司 JFAフィジカルコーチ
オンライン研修会となった2021年シーズンのスタートに向けた第1回目は、新女子1級審判員の参加もあって新たな雰囲気で実施できました。本来なら集合研修のスタイルでフィジカルに関する学びの機会を設けたかったのですが、コロナ禍で思うような環境が提供出来ない状況でも、参加者の意欲的、積極的に学んでいる表情に手応えを感じました。今後も充実した内容を提供できるよう、参加者に満足してもらえる環境作りに勤しみたいと思います。
今回、参加審判員の2021年シーズンへの強い意思と覚悟を感じました。理論やテクニックを学ぶ以前に重要な人間力とメンタリティが審判員に十分に備わっていることが確認でき、大きな収穫でした。失敗を恐れず素直で謙虚な姿勢を持ち続けることが、リーグの成功に寄与してくれるものと信じています。
今年も感染症対策で様々な制限が求められ、トレーニングを含めた準備には時に困難もありますが、この難局を全員で乗り越えることが新しい時代への幕開けになります。共に時代を乗り越え歩んでいきましょう。
稲葉里美 女子1級審判員
今回の研修会は、1-3年目の女子1級審判員を対象とした【レフェリーパフォーマンスにおけるフィジカルの基礎基本を確立すること】を目的として実施されたもので、レフェリーパフォーマンスの概念をはじめ、コンディショニングの重要性を学びました。
試合でより良いパフォーマンスを発揮するための準備として、試合に向けてのトレーニングが習慣化されていたとしても、自分のトレーニングが十分なものか自信があるわけではありませんでした。今回山岸さんのお話を聞き、改善が必要だと感じました。
コロナの影響で地域によっては活動自体が困難な場所もあると思います。ですが、私たちが今できることを全力で取り組み、3月末から開幕するなでしこリーグに向けて、体調を整えることと同時にフィジカル面も併せて良い準備をしていかなければならないと思いました。
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