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2021年度フットサル2級審判員強化研修会を実施
2021年08月19日
7月24日(土)から8月14日(土)にかけて、2021年度フットサル2級審判員強化研修会を行いました。本研修会は例年、全日本U-18フットサル選手権大会に合わせて行っておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今回は大会前後にオンライン研修会を設け、本研修会を3回に分散して開催しました。各地域からフットサル2級審判員が参加した研修会の日程は下記の通りです。
7月24日(土)事前研修会@オンライン
・試合に備えて(トレーニング及び暑熱順化と水分補給)
・テーマ「最適なポジショニングを求め続ける」
・テーマ「チームワークを最大限発揮するために」
・大会要項確認
7月29日(木)~7月31日(土)JFA第8回全日本U-18フットサル選手権大会 実践
・1次ラウンド、決勝ラウンド(準々決勝、準決勝)
8月14日(土)振り返り研修会@オンライン
・事前準備および実践における各テーマに対する取り組みについてのフィードバック
インストラクターコメント
櫻田雅裕 フットサル1級インストラクター(千葉県)
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本研修会を事前研修と振り返りをWEBにて開催し、実践を大会にて実施することとなりました。事前研修を実施することにより、大会までに準備する期間を設けることができ、受講生も適切な準備を行い、ゲームをスムーズに運営するべく、他地域の審判員と協力し、経験を積む良い機会となりました。
現在の状況からすると厳しい環境が続いておりますが、自身並びに周りの方々にも細心の注意を払いつつ、健康と安全を確保して、活動が継続できるよう取り組んで頂きたいと願っております。今後も環境に関わらず、プラスになる方法を試行して取り組んでいきたいと考えております。
参加者コメント
波佐谷見英 フットサル2級審判員(北海道)
今回の研修では、新型コロナウイルスの影響により、事前研修・大会・事後研修と3回に分けて行われ、テーマが「最適なポジションを求め続ける/チームワークを最大限発揮するために」でした。
事前研修の時には、映像を見ながら、どこが最適なポジションなのか、そのためには、どんな「準備・予測」をしなければならないのかを確認し、そして、審判チームとして「正しいことを正しく進めるために」どのような方法があるのかも確認し、自分なりに考え整理し大会に臨みました。大会期間中は、インストラクターにご指導いただき、少しずつではありますが毎試合ごとに改善されていくことを感じました。事後研修では、改めて研修テーマの振り返りを行い、映像で確認しながらより良くするためにはどうしたらいいのかを確認しました。
特に印象に残っている言葉として、櫻田インストラクターの「正しいことを正しく進めるために」がありました。主審・第2審判のみならず、第3審判・タイムキーパーも含め審判チームとして、何をしなければならないのか改めて学びを深めることが出来ました。今回の経験した事や学んだことは地域に還元してくとともに、私自身も審判員として向上できるように努力していきたいと思っております。
このような大会、そして研修の場を整えていただいた日本サッカー協会、インストラクター、審判員の方々をはじめとした関係者の皆様に心より感謝します。
数田恭兵 フットサル2級審判員(大阪府)
オンライン形式による事前研修と、そこで学んだことをレベルの高い試合の中で実践しチャレンジするということでフットサルに集中し、非常に学びの多い3日間となりました。特に今回の研修テーマの一つであるポジショニングのところでは、何を、どこで、どう見たいのかを常に考えながら試合に臨むことで、自身の予測の質や幅が広がったのではないかと実感しております。
また、もう一つの研修テーマであったチームワークのところでは、感染予防の観点から研修生同士でコミュニケーションを取れる機会が非常に少なかった中で、お互いの感覚をどれだけすり合わせられるかを考えながらコミュニケーションのとり方を工夫することで、今後の試合前の打ち合わせや相方が理解しやすい伝え方の引き出しが増えたように実感しております。
今回の研修会での成功と失敗の両体験を地域に還元していくとともに、自らもさらに上のステージで活躍できるように日々努力してまいります。大変貴重な経験をありがとうございました。