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U-20審判員春季研修会を実施
2023年03月16日
3月8日(水)から12日(日)の5日間、茨城県の鹿島ハイツスポーツプラザでU-20審判員春季研修会を実施しました。
U-22審判員春季研修会の一環で参加したTRAUM CUP 2023東日本 in SPRINGに続き、9地域から推薦を受けた15名のU-20審判員がマッチオフィシャルを務めるTRAUM CHALLENGE FESTA 2023 in SPRINGが開催されました。
将来、地域トップカテゴリーでの活躍を目指し、試合でのレフェリングはもちろん、オフザピッチでの行動についても実践的に学び、実り多い時間を審判仲間と共に過ごしました。
U-20審判員研修会を振り返って
マネジャーコメント
名木利幸 JFA審判マネジャー(日本サッカー協会)
U-22審判育成事業に続く形でU-20審判員研修会が開催されました。
参加者の中には昨年開催されたナショナルトレセン事業やJFA全日本U-12サッカー選手権大会に参加した審判員も多くいて、モチベーションの高さを保ち本研修会に参加いただいていることを嬉しく思いました。
この背景には、それぞれの活動FAの大きなサポートや、親身になって時間を共にしていただいた審判仲間や指導者のサポートがあってこの事業が実現できることを改めて認識しました。
参加した審判員にはU-22審判員研修会同様にリーダーシップ、審判チームとしての活動、周囲から期待されていることを理解し行動することを伝えました。
レフェリングに関しても、伝えること、表現すること、自信を持って判定することについて理解を深めました。U-22審判員同様にオフザピッチでの行動についても多くの学びの機会があり、刺激の多い研修会となったのではないかと思います。
審判員の皆さんには、全国から集まった審判仲間と共に過ごし共有・共感できたことを今後の活動に生かしていただくとともに、地域トップカテゴリーの試合で活躍し、全国大会でも十分に活躍できる審判員に成長することを心より願っています。
最後に、大会を開催して多くのチャレンジする機会を与えていただきましたSPORTS MANAGEMENTさま、貴重な時間を共に過ごした参加チームの皆さまには心より感謝申し上げます。
参加者コメント
山根晴喜 3級審判員(岡山FA)
この4泊5日は私にとって刺激や学びがあり過ぎる5日間でした。
各地域から派遣された審判員の方々、名木さん、高橋さん、村山さん、そしてインストラクターの皆さまに大変お世話になりました。ここで学んだこと、出た課題などを派遣元の地域に還元することで、より日本サッカーのレベル向上に繋がるのではないかと感じます。
ここで自分の長所が出せたことは、今後の自信に繋がってくると感じます。
そして、またこのような大きな研修会に参加できるよう、より一層精進してまいります。
最後になりますが、大会を運営してくださったスポーツマネジメントの皆さま、そしてTRAUM CUPに参加されたチームの皆さま、審判員、インストラクターの皆さまにこの場をお借りして感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
永井郁充 3級審判員(埼玉FA)
今回、全国の皆さんと4泊5日の研修を通して学んだことの一つに「表現することの大切さ」があります。
審判員は、競技者を含めスタジアムにいる全ての人に判定や自分の意思を示さなければなりません。
その方法にはシグナルやアプローチ、カードの出し方など様々ありますが、これら一つ一つの積み重ねが存在感を出したり、ゲームを引き締めたりする上で重要であることに気付きました。
また、大会を通して多くの人がリーダーシップを執れたことは本当に大きな経験になったと考えます。
私たちU-20の世代は、これから社会人として周りを巻き込み、引っ張る存在にならなければなりません。
これは試合でも同じで、審判員(特に主審)には競技者やチーム役員、その他の審判員などをマネジメントしてゲームを作る役割があります。私自身、研修を通してリーダーシップを執る上で足りない部分や課題を抽出することができたので、地域に戻ってからの活動や私生活で克服していきたいと思います。
最後に、研修を開催するにあたってご尽力いただきました皆さま、研修に参加するため推薦していただきました関東・埼玉県協会の皆さま、そして研修期間中お世話になりました全ての皆さまに感謝申し上げます。ありがとうございました。