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SAMURAI BLUE コートジボワール代表戦に向け、豪雨の中トレーニング再開
2020年10月11日
9日(金)に行われたカメルーン代表との国際親善試合を0-0のドローで終えたSAMURAI BLUEは13日(火)に開催されるコートジボワール代表との一戦に向けて、10日(土)よりトレーニングを再開しました。
この日も朝は晴れ間が覗いていたものの、トレーニングが始まる頃にはまたもや雨が降り始める天候に。雨足は弱まることなく、土砂降りの雨の中でトレーニングは行われました。
前日のカメルーン代表戦に出場した選手たちは疲労回復を目的としたリカバリートレーニングとし、約1時間で終了しました。出場機会のなかった選手、プレータイムの少なかった選手たちは大きな雨粒が落ちてくる中、熱のこもったトレーニングを実施。バリエーション、シチュエーションを変えてのシュートメニューをいくつかこなし、最後はハーフコートでゲーム形式のトレーニングを行いました。次戦の出場を目指す選手たちは精力的にプレーし、見守るコーチングスタッフに自身のプレーをアピールしました。
選手コメント
GK #23 シュミット・ダニエル 選手(シントトロイデンVV/ベルギー)
昨シーズンのウィンターブレイク明けに怪我をして、半年位治らず、7月終わりに復帰をしてコンディションを上げている段階です。チームで試合に出ないと試合勘などもありますし、GKはやはり試合に多く出ていろいろなことを学ぶポジションだと思うので、そういう場をできるだけ作り出すためにレギュラー争いからなければいけません。(他のGKと)たとえ実力が拮抗していても、より深いコミュニケーションができるかどうか。日本人GKはヨーロッパ圏外から来ている身として、拮抗していたらダメで、もっと突き抜けないと、ライバルに勝たないと使ってもらえないなと感じています。いかにしてそういう存在になるかというのが大事だと思います。
DF #13 板倉滉 選手(FCフローニンゲン/オランダ)
昨日は試合に出場できませんでしたが、久々に代表の活動に来てすごく気持ちが高ぶっています。試合を見てやはり試合に出たいなと言う思いが強いので、いつチャンスが来てもいいような準備をしておきたいと思います。
自分としてどこのポジションで勝負したいという思いはありつつも、監督に求められた場所で自分の力を発揮することが一番だと思っています。いまはセンターバックをやっていますが、前回の代表ではボランチで使ってもらっていますし、常にどちらでもいけるよう準備はしておきたいですし、しておかなければいけないなと思っています。個々の勝負、1対1の勝負というのはより一層海外に行ってからこだわっている部分ですし、そこはコパアメリカの時と比べてもさらに成長していると思っています。
昨日の試合もそうですが、強くて速い選手たちがたくさんいたなかで組織として戦いながらも、やはり個の部分で負けないところを意識して戦いたいので、いつもそこにフォーカスしてやっています。
どこで出るにせよ、試合のなかで相手の状況、自分たちのチームの状況を見てうまくいってない時は何かを変えられるようなコーチングを自分でするようにしたいですし、そういうところに気づける選手になりたいです。常に周囲の状況、試合の状況を把握することが大事ですし、思ったことを伝えるコミュニケーションが大事だと思うのでやっていきたいと思います。
東京五輪世代とは普段からコミュニケーションを取っています。やはり日本代表で得るもの、感じるものは大きいので、そこは間違いなくプラスになっていくと思います。自分としては日本代表で試合に出るという事しか今は考えていないですが、それが五倫代表にプラスになると思いますので、そこはぶらさず日本代表で試合に出ることだけを考えてやっています。
DF #21 菅原由勢 選手(AZアルクマール/オランダ)
サッカーを始めた時から日本代表のピッチに立つことを目標にしてやってきました。短い時間ではありましたが、ピッチに立つことができてとても嬉しかったですし、ここまで来ることができたなと言う実感と、やっとスタートラインに立ち、ここからまたサッカー選手としての大きなキャリアが始まると思いました。これがスタートだと思っていますし、ここまで関わってくださった皆さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
ピッチに立てるのならどのポジションでも良いというのが自分のスタンスでもありますし、それが日本代表のためならどこでも大丈夫です、とこの活動中に森保監督とも話しました。どこで出てもいいように準備していました。いつチャンスが来るのかわからないのがサッカーだと思っているので、ずっと心の準備をしていましたし、ピッチに立った時に自分が何をすべきかというのも常に考えていました。
様々な状況といろんな条件の巡り合わせで自分にこんなチャンスが巡ってきたと思っています。それに関しては誰しもが得られるものではないと思っているので、ポジティブに捉えています。この遠征に参加する意義は、いろいろなものを見たり聞いたり感じたりして勉強することもそうですが、初招集だからといってそればかりではなくて、自分も日本代表選手の一人として勝利に貢献しなくてはいけないし、ハードワークするところを見せなくてはいけないと思うので、勉強するところと自分がプレーで示さなくてはいけないところがあるという考えを持ちながら活動に臨んでいます。
世間は久保選手とか安部選手とかビッグクラブにいる選手に注目しがちだと思いますが、僕は決してそうではないと思っていて、Jリーグにも同世代で素晴らしい選手たちがいますし、その選手たちと励ましあって刺激しあってきたからこそ自分がここにいると思っています。なので昔から刺激しあってきた仲間が代表、Jリーグで活躍しているので負けていられないなと刺激をもらっている分、刺激を与えないといけないなと思っています。
MF #7 柴崎岳 選手(CDレガネス/スペイン)
代表戦が無事に実施できてよかったということと、約一年ぶりに代表選手がピッチでプレーし、個人的にもすごく楽しかったです。もちろん課題や収穫がありましたが、無事にこの状況下でテレビなどを通じて試合を届けられたというのはスポーツにとってポジティブなニュースなのではないかなと思います。
後半はフォーメーションを変えて、ある程度相手に対して圧力をかけやすくなったと思います。そこのスイッチを切り替えるところは僕もハーフタイムの時にどう話そうかなと思っていましたが、監督が先にアクションをしてくれました。前半は奪った後のビルドアップが非常に淡白だったと感じました。それによって守備に追われる時間が長くなったのは、自分たちがボールを奪った後のアクションやビルドアップでいまいち意識に欠けたのではないかと、やっていてもそうですし、あとから映像で見てもそう感じました。
僕たちのポジションがあまりひっくりかえらないようにすることを意識してプレーしました。最悪4-2で前線が置いていかれたとしても、危ない時は4-2で守る意識を持っていました。そこが2人外されたり、1人外されて4-1で守る、あるいは最終ライン4枚でカウンターを受けるという場面は避けたかったので、そこまでプレスで追いかけすぎず、ポジショニングやしっかりと真ん中を埋めながらということを意識してプレーしました。
スケジュール
10月5日(月) | PM | トレーニング |
---|---|---|
10月6日(火) | PM | トレーニング |
10月7日(水) | PM | トレーニング |
10月8日(木) | 未定 | 公式会見、公式練習 |
10月9日(金) | 0-0 | 国際親善試合 カメルーン代表戦(Stadion Galgenwaard) |
10月10日(土) | PM | トレーニング |
10月11日(日) | PM | トレーニング |
10月12日(月) | 未定 | 公式会見、トレーニング |
10月13日(火) | 16:45 | 国際親善試合 コートジボワール代表戦(Stadion Galgenwaard) |
※スケジュールを変更する場合があります
国際親善試合
2020年10月9日(金) 14:00 キックオフ(日本時間 21:00)vs カメルーン代表
2020年10月13日(火) 16:45 キックオフ(日本時間 23:45)vs コートジボワール代表
会場:スタディオン・ハルヘンワールト(オランダ/ユトレヒト)