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キリンチャレンジカップ2023で『センサリールーム』を設置
2023年04月05日
日本サッカー協会(JFA)は、3月24日(金)に東京・国立競技場で、3月28日(火)に大阪・ヨドコウ桜スタジアムで開催したキリンチャレンジカップ2023の会場に、感覚過敏等お困りごとのあるお子さんとご家族が安心して観戦できるセンサリールームを設置し、2会場で4組15名のご家族を招待しました。
JFAは、2021年元日の国立競技場を皮切りに、国内数カ所のスタジアムで計8回、日本代表やなでしこジャパンの国際試合、天皇杯決勝などでセンサリールームを設置してきました。その中で、日比野克彦JFA社会貢献委員会委員長/東京藝術大学学長の監修のもと、JFAと東京藝術大学の「センサリールムームプロジェクト」を進め、その一環で「障がいのある方々の困難な体験環境をアートで解決するために」をテーマとした作品が作成され、天皇杯決勝で活用してきました。今回は、日本代表グッズを中心に、JFA×東京藝大 センサリールームプロジェクトで作成した作品も設置し、ご家族をお迎えしました。当日はサプライズで日本代表マスコットのカラッペとカララもそれぞれの部屋を訪問しました。お子様だけでなく、ご家族全員が非常に喜んでいる様子が見られました。
JFAではこれからも各地のスタジアムでさまざまなお困りごとのある方々も安心・安全に観戦し、サッカーを楽しむことのできる環境づくりを目指していきます。
参加者コメント
ご両親様
サッカーが大好きなのですが、スタジアムの大きい音に耳を塞いでしまい、家族で観戦に行けていませんでしたが、今日は、家族揃って安心して楽しく観戦でき、嬉しく思いました。センサリールームという安心して観戦できる場所があることを知らない人も多いと思うので、もっと知ってもらえたらよいのではないかと感じました。ありがとうございました。
ご両親様
本日はありがとうございました。ピッチが近く、目の前で有名な選手が観られて楽しく過ごしました。スタッフの方々が子どもたちの面倒を見てくれていたので、安心して試合をゆっくり観ることができました。セレッソの試合もまた見にきます。