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体力測定と約1時間の練習で調整 ~AFCアジアカップへ向けて~ SAMURAI BLUE(日本代表)
2014年12月31日
SAMURAI BLUE(日本代表)は12月30日(火)、AFCアジアカップ2015オーストラリア(2015年1月9日開幕)へ向けた合宿2日目を迎え、午前中に東京都内で各選手の体力測定を行い、夕方からは千葉県内のグラウンドで練習しました。
前日に引き続いて軽めのメニューで、ポジション別に3人ずつに分かれてのピッチを広く使ってのパス交換や10対10で狭いフィールド内でパスをつなぐ練習など、1時間ほど体を動かしました。
練習後、FW本田圭佑選手(ACミラン)は「アジアカップだから勝てるだろうという考えは危ない。前回もぎりぎりだったことを忘れてはいけない」と警鐘を鳴らしました。
日本は前回2011年大会では準決勝で韓国を延長PK戦で、決勝でオーストラリアを延長で退けて2004年大会以来4度目の優勝を手にしました。
本田選手は、「今回は勝ちに行く上で、内容が前回と同じではいけない。内容と結果、どっちも求めていかないといけない」と話しました。
5度目の優勝で連覇を目指す日本は、今大会ではパレスチナ、イラク、ヨルダンとグループステージで対戦。決勝は1月31日です。
また、この日の練習は各年代日本代表チームのコーチングスタッフが視察しました。練習に先だって行われた会合では、各年代の選手を育ててフル代表へつなげる共通認識や一貫性など基本的な強化方針について話し合い、会合の冒頭にはSAMURAI BLUEのハビエル・アギーレ監督も加わって、育成の重要性を確認しました。
日本サッカー協会の霜田正浩強化担当技術委員長は、「意思統一を図って育成年代から継続して日本代表を強化できるように力を合わせようということ。各年代にいる選手について把握して、一人でも多くの選手を上へ送り出すという共通認識を持って取り組むことを確認した」と話しました。
選手コメント
本田圭佑 選手(ACミラン)
サッカーをやるにはまずコンディションが大事です。ピッチ外のことについて選手はそんなに気にしていないと思うので、ピッチ上には影響してこないかと思います。それよりも、戦術的にもう少し細かいところに目を向けて精度を高めていきたい。試合が始まると調整ぐらいしかできないので、今しかできないことを監督を中心にやる方がいいと思います。連覇へ向かうのは、自分は初めてなので、チャンピオンと呼ばれる人たちを参考にしながら自分や日本代表らしさを加えてやっていきたいです。AFCアジアカップはそんなに簡単ではありません。前回もギリギリで優勝したことを忘れてはならないですし、前回と同じ内容で優勝ではいけないと思うので、内容も結果も求めていかないといけないと思います。
長友佑都 選手(インテル・ミラノ)
大会まで2週間あるので、焦らずに合わせていきたいと思っています。現地は暑いので体のケアも必要ですし、大会では精神面がすごく大事ですが、目の前のことにあまり敏感になり過ぎずに安定することです。FIFAワールドカップのこともあって、2014年はなかなか結果がついてこずに悔しい思いをしました。自分に対する情けなさを払拭するには結果しかありません。優勝を目指して、気持ちを前向きに持って結果にこだわりたいと思っています。
植田直通 選手(鹿島アントラーズ)
メンバーに入った以上は試合に出たいですし、プレーするチャンスはあると思っています。ガンガン行きたいです。(フル代表のチームメイトは)テレビで観た人ばかりで、良い刺激をもらっています。いいところを盗んで吸収したいです。AFCアジアカップはアジア大会とは全然レベルが違うので、フル代表の選手を相手にどこまでやれるか、確かめたいと思っています。
今野泰幸 選手(ガンバ大阪)
シーズン終わって一度オフに入っていたのでコンディション調整は難しいですが、自分が思っていたほど悪くありません。オーストラリアは気候も日本と全然違うので、難しい大会になることは間違いないと思いますが、優勝したいという気持ちで合宿に入りました。試合がなくトレーニングだけで年末年始を迎えるのは初めてですが、こんな経験はあまりできないことです。大会へ向けて、どんどんコンディションを上げていきたいです。
JFA-TV
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武藤嘉紀 選手インタビュー
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