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SAMURAI BLUE 非公開トレーニングでモンゴル戦への集中を高める
2021年03月29日
3月30日(火)に行われるFIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選 モンゴル代表との試合に向けて千葉市内でトレーニングを続けるSAMURAI BLUE。25日の韓国代表との国際親善試合から二日間は疲労回復を主としたトレーニングを行いましたが、28日からはモンゴル代表との試合に向けたトレーニングを行いました。冒頭15分のみメディアにトレーニングを公開した後は、非公開として選手たちがよりトレーニングに集中できる環境を作り、トレーニングの質を高めていきました。試合さながらの激しいコンタクトプレーがピッチの各所で見られるほど強度の高いものとなり、モンゴル戦に向けて良い準備をして臨むことができそうです。
トレーニング後には高円宮記念JFA夢フィールドの施設を使って、クールダウンを行った選手たち。交代浴やジムでの補強運動、ストレッチとそれぞれのルーティンをこなし、コンディションを整えました。SAMURAI BLUEの選手たちにとって、夢フィールドはすでにお気に入りの場所となったようです。
FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選 モンゴル代表との一戦は30日(火)19:30キックオフの予定です。試合は無観客試合となっていますが、フジテレビ系列にて全国生中継(一部地域除く)されます。
選手コメント
GK #23 前川黛也 選手(ヴィッセル神戸)
非常にレベルの高い中でプレーできている喜びを感じながらプレーさせてもらっています。
自分の個性、良さをチームに還元して貢献していくことが一番ですが、試合の中で自信を持って安定したプレーを代表でもできるようにすることが定着する鍵だと思っています。
ワールドカップ予選という大事な一戦、どの試合も落とせません。その意味でも通過するために最高の準備をしていく、細かいコミュニケーションを取っている感じがします。
ストロングポイントは吸収力、今日の自分より明日の自分、というようにどれだけ自分が成長できるかを日々意識しています。
古橋選手はプライベートでも仲のいい選手のひとりです。お互いの夢が海外でプレーする、代表でプレーするということで、日々同じ夢を語り合った友達でもあるので、その中で古橋選手が19年に初選出されたときは自分のことのように嬉しかったですし、今回は一緒に選ばれたこと嬉しく思っています。一番は二人で試合にでること、それがヴィッセルのファンの方々にも喜んでもらえる、そこを目指してやっていきたいと思います。
DF #2 松原健 選手(横浜F・マリノス)
練習も充実していますし、韓国戦では伝統のある一戦でしっかり勝利できました。出場はできなかったものの、同じサイドバックの山根選手が結果を残したということはいい危機感を与えてくれました。
7年前は若かったこともあり、刺激をとても強く受けたことを覚えています。今回は今までやってきたこともあり、自信もあるので、今回のほうがリラックスして臨めています。代表で試合に出るのは難しいことは理解していますが、もう1試合あるので、出たいという気持ちはあります。自分が入ったときにどうプレーするかをずっと考えながらプレーしてきました。モンゴル戦でチャンスをもらえたら、自分が思い描いたものを出していけたらと思います。
海外組は、球際や体の使い方が日本でプレーする選手とはレベルが違うと感じました。短期間でもそういった刺激を受けるのは良いことだと思います。
(防疫対策もあり)国内組と海外組でまだまだ距離がありますが、自分たちからコミュニケーションを取りに行かないと融合していかない。そこは全体でアピールしていくべきだと思っています。短い代表活動期間でチーム力を高めていくためには必要なことだと思っています。
DF #22 吉田麻也 選手(サンプドリア/イタリア)
大勝した後というのは気持ちが緩みがちなので、そこを締められるか。実力差はあっても自分たちが目指しているのは目の前の試合で勝つこと以上にワールドカップで結果を残すことだと思うので、メキシコ戦、韓国戦で出た課題を継続して改善していく、成長させていくことが大事になると思います。
今回は最後まで最終ラインからボールをつなぐことに敢えてチャレンジをした試合になりました。前線へシンプルに蹴ることもできましたが、今トライして本番でどうするか、本番では1プレー1プレーの時間をどう作るかで局面が全然変わってくるので、いろいろとできるときにチャレンジしておきたいと思います。
モンゴル戦は無観客なので、そこまでアウェイという意識もしないと思います。こういう状況でワールドカップ予選ができることに感謝してプレーしたいと思います。
MF #8 稲垣祥 選手(名古屋グランパス)
代表のやり方、どういうプレーをしなくてはいけないかというのは活動を通して自分の中で消化していますが、元々森保監督とは広島で一緒にやっていますし、どういうことを要求されるのかは分かっています。初招集ですが「良い経験を積めて良かった」で終われる年齢ではないので、自分の持っているものをしっかり還元しなくてはいけないですし、いろいろなことを感じながら活動できている。自分のプレーをしっかり出していきたいと思います。
自分自身29歳で代表に初めて選ばれて、サッカーはいくつになってもうまくなれると思いますし、この合宿を経て、さらにサッカーがうまくなりたいという思いが強くなっています。この合宿で感じたテンポの速さ、インテンシティの高さはレベルの高いもので、そういうものはチームに帰ってからも、成長するポイントとして考えながらプレーしていきたいです。
代表の選手たちは日本を背負って戦いに出るという重みや責任感をすごく持ちながら試合でプレーしています。
勝負にこだわる姿勢は自分も持ちながらやっていますが、まだまだ高められると感じました。
FIFAワールドカップカタール2022アジア2次予選兼AFCアジアカップ中国2023予選
2021年3月30日(火) 19:30 キックオフ(予定)vs モンゴル代表
会場:千葉/フクダ電子アリーナ(アウェイ)