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【対戦チーム情報】オーストラリア代表 グループ2位の自動出場枠確保へ。ホームで日本に3年前の雪辱を狙う~FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選)
2025年05月27日
SAMURAI BLUE(日本代表)が今年3月に首位突破を決めたFIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選)のグループCは、もう一つの自動出場枠となる2位争いが白熱している。各チームが残り2試合という時点で、勝ち点13のオーストラリアが2位につけ、これを同10のサウジアラビア、同9のインドネシアが追う接戦。同6のバーレーンと中国は3次予選敗退が確定した。
自力での2位確保が可能なオーストラリアは6月5日(木)、ホームのパーススタジアムに日本を迎え、その5日後にアウェイでサウジアラビアとの最終戦に臨む。日本戦で勝ち点を獲得できれば、他試合の結果によっては6大会連続7度目のワールドカップ出場が決まる。2022年3月に行われた前回のカタール大会最終予選では、三笘薫に2点を奪われホームで0-2と敗れているだけに、その雪辱も果たしたいところだろう。
今回の最終予選では2試合で勝ち点がわずか1という厳しいスタートを切ったが、その後はしっかりと勝ち点を積み重ねてきた。転機は昨年9月の監督交代。グラハム・アーノルド監督からトニー・ポポヴィッチ監督にバトンタッチすると、選手時代にはサンフレッチェ広島でSAMURAI BLUEの森保一監督ともチームメートだった指揮官の下、10月以降は3勝3分けと安定した成績を残している。
昨年10月15日には埼玉スタジアム2002で日本と対戦し、それまで3連勝の日本と1-1の引き分けに持ち込んだ。58分に日本のオウンゴールで先手を取り、76分にはやはりオウンゴールを献上して勝ち点3は獲得できなかったものの、ポポヴィッチ監督は「しっかり守りを組み立て、相手のチャンスを最小化できた」と手応えを語った。その後もサウジアラビアとバーレーンに引き分けが続くも、今年3月にはインドネシアに5-1と大勝し、中国にも2-0と勝って上昇の兆しを見せている。
攻撃力の改善も復活を後押ししている。代表デビューとなった昨年10月の中国戦で得点したニシャン・ベルピレーは、3月の2試合でもゴールを決めるなど得点源となりつつある。中盤に君臨するジャクソン・アーバインも、同じ2試合で3得点をマーク。センターバックのキャメロン・バージェス、GKマシュー・ライアンを中心とする守備も安定している。アルビレックス新潟でプレーするジェイソン・ゲリア、FC町田ゼルビアのミッチェル・デューク、横浜F・マリノスに所属したことのあるミロシュ・デゲネクなど、日本にゆかりのある選手たちも注目される。
直近5試合(H:ホーム、A:アウェイ)
2024年10月15日 | △1-1(A)日本 | FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選) |
---|---|---|
2024年11月14日 | △0-0(H)サウジアラビア | FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選) |
2024年11月19日 | △2-2(A)バーレーン | FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選) |
2025年3月20日 | ○5-1(H)インドネシア | FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選) |
2025年3月25日 | ○2-0(A)中国 | FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選) |
日本との対戦成績
7勝10分11敗(得点33、失点40)
1956年11月27日 | ○2-0 | 第16回オリンピック競技大会(1956/メルボルン) |
---|---|---|
1968年3月30日 | △2-2 | 国際親善試合 |
1968年3月31日 | ○3-1 | 国際親善試合 |
1968年4月4日 | ●1-3 | 国際親善試合 |
1969年10月10日 | ○3-1 | 第9回ジュール・リメ杯世界選手権 アジア/オセアニア予選 |
1969年10月16日 | △1-1 | 第9回ジュール・リメ杯世界選手権 アジア/オセアニア予選 |
1994年5月22日 | △1-1 | キリンカップサッカー'94 |
1994年9月27日 | △0-0 | 国際親善試合 |
1995年2月15日 | ○2-1 | 国際親善試合 |
1996年2月10日 | ●1-4 | 国際親善試合 |
1996年2月14日 | ○3-0 | 国際親善試合 |
1998年2月15日 | ●0-3 | 国際親善試合 |
2001年6月7日 | ●0-1 | FIFAコンフェデレーションズカップ日本/韓国2001 |
2001年8月15日 | ●0-3 | AFC/OFCチャレンジカップ2001 |
2006年6月12日 | ○3-1 | 2006FIFAワールドカップドイツ |
2007年7月21日 | △1-1 | AFCアジアカップ2007 |
2009年2月11日 | △0-0 | 2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選 |
2009年6月17日 | ○2-1 | 2010FIFAワールドカップ南アフリカ アジア最終予選 |
2011年1月29日 | ●0-1 | AFCアジアカップカタール2011 |
2012年6月12日 | △1-1 | 2014FIFAワールドカップブラジル アジア最終予選 |
2013年6月4日 | △1-1 | 2014FIFAワールドカップブラジル アジア最終予選 |
2013年7月25日 | ●2-3 | EAFF東アジアカップ2013 決勝大会 |
2014年11月18日 | ●1-2 | キリンチャレンジカップ2014 |
2016年10月11日 | △1-1 | アジア最終予選(Road to Russia) |
2017年8月31日 | ●0-2 | アジア最終予選(Road to Russia) |
2021年10月12日 | ●1-2 | アジア最終予選(Road to Qatar) |
2022年3月24日 | ●0-2 | アジア最終予選(Road to Qatar) |
2024年10月15日 | △1-1 | FIFAワールドカップ26 アジア最終予選(3次予選) |
FIFAワールドカップ成績
出場:6回
※FIFA加盟は1963年
1966 予選敗退
1970 予選敗退
1974 グループステージ
1978 予選敗退
1982 予選敗退
1986 予選敗退
1990 予選敗退
1994 予選敗退
1998 予選敗退
2002 予選敗退
2006 ラウンド16
2010 グループステージ
2014 グループステージ
2018 グループステージ
2022 ラウンド16
連盟 | オーストラリアサッカー連盟 |
---|---|
大陸連盟 | アジアサッカー連盟 |
サッカー連盟会長 | Anter ISAAC |
公式サイト | www.footballaustralia.com.au |
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