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S級コーチ養成講習会2019 Module2・集中講習⑤ 受講者レポート Vol.6
2019年06月24日
Module2最終週となる第3週目は、朝倉吉彦さん(中京大学体育会サッカー部)からのレポートをお伝えします。
次回集合となる9月2日までの間は、インストラクターによるクラブ訪問が実施されます。
Module2 集中講習⑤
期間:6月17日(月)~6月20日(木)
6月17日(月) | 午後:ブレインストーミング②(京都大学・宇佐美誠氏) プロフェッショナルコーチング論(Y.S.C.C監督 シュタルフ悠紀氏) |
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6月18日(火) | 午前:指導実践 午後:チームビルディング(東京電機大学・福富信也氏) プロフェッショナルコーチング論(JFA指導者養成サブダイレクター・川俣則幸氏) |
6月19日(水) | 午前:指導実践 午後:プロフェッショナルコーチング論(JFA技術委員・内山篤氏) 人材育成マネージメント(柳川孝二氏) |
6月20日(木) | 午前:指導 午後:プロフェッショナルコーチング論 (ハンドボール日本女子代表監督 ウルリック・キルケリー氏) 指導実践振返り、Module2まとめ |
今週の編集担当:朝倉吉彦さん
3週にわたり活動してきたModule2も最後となり、実践におけるレベルアップが日々感じられ、プレーにおいても皆精力的にアクションを起こしていたように思います。取り分け4人のリレーションシップ、スパーリングチームのコントロール、両チームのメンバー選択は講習会が始まってから全員が意識し続けているため、どのグループも進歩しており常に刺激を与えて貰いました。そんな中、私自身は「カウンター」についてのテーマ理解という機会に巡り会い、改めてテーマに隠された意図を考えることの重要性に気づかされたように思います。
講義においてはModule2スタートから3回に分けて行っていただいた宇佐美誠先生によるブレインストーミング、福富信也先生によるチームビルディング、柳川孝二先生による人材育成マネジメント、プロフェッショナルコーチング論として昨年S級コーチライセンスを取得後すぐにY.S.C.C.横浜で監督となられたシュタルフ悠紀さん、川俣則幸さんと内山篤さんによる「FIFA U20ワールドカップ」の視察から観えた成果や課題の示唆、そしてハンドボール日本女子代表監督のウルリック・キルケリーさんの自国デンマークと日本を比較をした中での選手や文化、活動内容の違いを教示して頂きました。どの講義からも指導者として活かすべき知識やヒントを貰いました。参考意見、選択肢を増やすことの重要性、だからこそ必要なディスカッション。文化にマッチした指導法や文化の違いを理解した上で自分のストロングポイントを発揮することの難しさ。「Team」とは目的・目標達成のプロセス集団であり、勇気と覚悟を持って活動することの大切さ。日本人としての「押しの弱さ」は実は世界ではストロングポイントだったりすること。新たな発見や改めて重要性に気づかされたものとなりました。ここからModule3まで2ヶ月ほど開いてしまいますがここまでで学んだことを整理し、自チームに活かすと共に更なるレベルアップをし“S級仲間“と出会えるようにしたいと思います。
最後に、今Moduleを通してグループとして共に活動していた酒井直樹さんが指導している日体大柏高校が千葉県のインターハイ予選を勝ち抜き33年ぶりの優勝を成し遂げました。講習期間中のとても難しい状況にも関わらず結果を手にする姿に勇気と感動を与えて頂きました。南部九州総体2019での更なる活躍へのエールと共に、次のレポート報告者として指名したいと思います。
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