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2019年度 ゴールキーパーA級コーチ養成講習会 [後期]を開催

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2019年07月05日

2019年度 ゴールキーパーA級コーチ養成講習会 [後期]を開催

2019年度 ゴールキーパーA級コーチ養成講習会[後期]を6月24日(月)~26日(水)の3日間、大阪府堺市のJ-GREEN堺で開催しました。今年1月に開催した前期講習会後、普段の指導に加えて5つのテーマの指導実践を積み、万全の準備のもとに25名の指導者が集まり、更に指導者のレベルアップに向けて講習会に臨みました。

インストラクターコメント

川俣則幸 チーフインストラクター
1月の前期から5ヶ月、普段の指導で研さんするだけでなく、前期で取り組んだファンクショントレーニング、ゲーム形式、各5つのテーマ、合わせて10回の指導実践を積まれてきました。その成果を発揮する指導実践を、びわ湖成蹊大学の選手の協力のもと、行う事が出来ました。狙い通りに上手くできた方も、そうでなかった方も、何をどのようにすれば指導者として更にレベルアップできるのか、それぞれ共有できたのではないかと思います。
クラスルームでは2つのテーマでグループワークを行いました。1つはトレーニングの構築。チーム全体のトレーニングテーマに対して、GKにはどの様な役割が求められ、GKコーチはどの様に関わるべきか。2つめは、GKのメンタル面へのアプローチ、GKコーチにとって難しい状況の中で、試合に出るGK、サブのGK、GKグループに対して、いつ、どこで、誰に、どの様なアプローチをするのか。各テーマ、それぞれのテーマでグループ毎に熱の入ったディスカッション、そして発表、質疑応答が行われました。また、受講者、インストラクターそれぞれからの体験談も踏まえて、様々な考え方の共有が出来たと思います。
今回のコースで講習会は終わりますが、皆さんとのつながりは今後も続きます。引き続き日本のGKのレベルアップに、それぞれの立場でご尽力頂けたらと思います。講習会開催にあたりご協力頂きましたびわ湖成蹊大学、J-GREEN堺の皆さんに感謝を申し上げます。

受講者コメント

加藤錬 さん(順蹴フットボールアカデミー)
コースでは、GK-C級、GK-B級で積み上げてきたファンクショントレーニングをベースに、よりゲームに近い状況下でのコーチングに挑戦しました。求めるプレーを明確に提示しつつ、GKとフィールドプレーヤーの両方を改善していく流れは、GKコーチとしてGKを指導するのはもちろんのこと、監督とのリレーションの中でチーム全体をコーチングしていく視点や能力を養わなければいけないことに気づかされました。また、インストラクターはもちろんのこと、受講者間の学習で指導実践を引き受けてくださった高校・大学の先生・プレーヤーの皆様とのディスカッションは自身を見つめ直す貴重な機会となりました。関係いただいた皆様に心から感謝申し上げます。

垣内嘉弘 さん(北海高等学校)
今回、GK-A級コーチ養成講習会を終えて25名の受講者の熱意には学ぶべきことが多くありました。その中でも、GK指導するためにサッカーの全体像を広く観る力、GKの1つ1つのアクションに対しての細かく観る力など、、指導する上で「なにを、誰を、どこを観るか」の視点が大事だと気づくことができました。指導実践後も「もっとこのようにアプローチ」したらどうだったんだろう、、。指導に満足は無いんだということ、、その気持ちにさせてくれたのも受講生や講師や補助学生や事務局の皆さんがいたからだと思います。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
「ありがとうございます」
感謝の気持ちを忘れず、今回の経験を北海道の選手・チーム・地域・これから指導者を目指す若い世代のために色々な角度から刺激を与えていき、自らも学び吸収して成長していきたいと思います。最後に今回GK-A級コーチ養成講習会に関わってくださった関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

荒谷弘樹 さん(大宮アルディージャ)
今回、GK-A級コーチ養成講習会を受講させていただき、誠にありがとうございます。
全国から集まったGKの指導者仲間とインストラクターの方々と共に講義や指導実践を行い、選手育成についてや指導方法などいろんな話ができて、非常に有意義な講習会になりました。
講義では自分の知らないことを学べたり、なんとなくわかっていたものが整理されたことも多く、理解を深めることが出来てよかったです。
指導実践では、自分に足りないものだらけで、その都度、受講生やインストラクターからアドバイスをいただき、修正してトライしての繰り返しを積み重ねて、自分自身すごく成長する事ができたと思います。
今回の経験を指導の現場にいかして、選手の成長につなげていきたいと思います。

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