がんばろうニッポン! ~サッカーファミリーのチカラをひとつに!~

活動概要
公益財団法人 日本サッカー協会は、東日本大震災を契機に自然災害や新型コロナウイルスなど苦しい状況と闘う全ての方々へのリスペクトとともに、サッカー界が一丸となってこの難局を乗り越えていくことを表明すべく、「がんばろうニッポン! ~サッカーファミリーのチカラをひとつに!~」プロジェクトを立ち上げました。
本プロジェクトでは、サッカー活動再開に合わせて、様々なサッカー活動の場面において「がんばろうニッポン! ~サッカーファミリーのチカラをひとつに!~」を共通スローガンとして掲げ、サッカーファミリーの皆様とともに力を合わせて困難に恐れず立ち向かって参りたいと考えています。
賛同していただける多くの企業、個人の皆さんに自由に使ってもらえるよう、スローガンバナーやロゴは、本ページ上に権利フリーの素材として掲載しますので、是非ご活用下さい。
メッセージ(東日本大震災から10年)
東日本大震災から10年が経ちました。震災によって亡くなった方々とそのご遺族に対し、哀悼の誠をささげます。
人知を超えた未曾有の大震災。その爪痕はあまりにも大きく、「サッカーは何ができるのか」と、我々もスポーツ団体としての存在意義を突きつけられた思いでした。
震災直後、慈善試合を望むファンの声や試合を通じて被災者の力になりたいという選手らの強い希望で、日本サッカー協会(JFA)とJリーグは2011年3月29日に大阪の長居スタジアムでSAMURAI BLUE(日本代表)とJリーグ選抜(JリーグTEAM AS ONE)によるチャリティマッチを開催しました。スタジアムには、一日も早い復興を願う4万人を超えるお客さまが来場。会場では、出場する選手や監督だけでなく、関西圏のクラブに所属する選手やサポーター有志がチャリティーグッズや募金活動を呼びかけてくれました。
その後も東北6県出身のJリーグ選手の有志が設立した「東北人魂を持つJ選手の会」をはじめ、選手やファン・サポーターらがそれぞれの形で支援の輪を広げていきました。
世界のサッカーファミリーからも多額の義援金や激励のメッセージが寄せられました。
1919年にイングランドサッカー協会(The FA)から寄贈され、JFA創立のきっかけとなったFAシルバーカップは、第二次世界大戦下における金属類回収令の勅令により供出されたことから、2011年の創立90周年に際して復元され、再びThe FAから友情の証と復興への祈りとして贈られました。
国内外のサッカーファミリーから寄せられた多くの善意は、サッカーの絆の強さを再認識させてくれるものでした。
FIFA女子ワールドカップにおけるなでしこジャパンの奮闘も多くの人々の脳裏に深く刻み込まれているでしょう。大躍進の原動力になったのは、被災した人々を元気づけたいという選手たちの一途な思いであり、強豪・アメリカに果敢に挑む選手たちの姿は、震災の暗雲垂れ込める日本に一筋の光を放ったのではないかと思います。被災地の皆さんが喜んでくださる姿に“スポーツの力”というものを実感することができました。
一方、川淵三郎キャプテンの呼びかけで、同年4月にJFAと日本体育協会(現日本スポーツ協会)、日本オリンピック委員会、日本トップリーグ連携機構の四者による「スポーツこころのプロジェクト」も発足しました。日本スポーツ振興センターの財政的支援を受けて、半年後の9月から被災地の小学校(一部、中学校でも実施)で「笑顔の教室」をスタート。スポーツ団体とそこに所属する選手らが、長期にわたって協働するというのは初めてのことで、日本のスポーツ界にとっても歴史的な一歩になったと思います。
同プロジェクトは今年3月で10年間の活動を終え、今後はJFAこころのプロジェクトが被災地の子どもたちの支援を引き継ぎます。これからもサッカー選手をはじめ、各競技のアスリートらと共に子どもたちの健やかな成長を後押ししていく覚悟です。
JFAは今年9月、創立100周年を迎えます。
3月にはJヴィレッジに隣接するJFAメディカルセンターが福島県での診療を再開し、4月にJFAアカデミー福島男子が帰還します。各種大会やイベントなどもJヴィレッジで開催する方向で進めています。
ことに福島は原発事故による風評被害に苦しんできたわけですが、それをなくすのは子どもたちの笑顔です。アカデミーが戻り、全国から子どもたちや彼らを応援する大勢の人々が集い、サッカーを楽しむ。そして、今なお避難生活をされている住民の皆さんが、故郷である双葉地域に戻られてようやく「復興」と言えるのではないかと思います。
被災地はまだ完全に復興したわけではありません。
東京オリンピック・パラリンピックも「復興五輪」を原点としています。日本サッカーとしても第二の故郷とするJヴィレッジを中心に発信し、震災を風化させることなく、被災地の復興に力を尽くしていきたいと考えています。
JFA.jpでは、東日本大震災から10年という節目に際し、震災を経験したサッカーファミリーや復興支援に取り組んでくれた関係者らと共にこの10年間を振り返り、これからの被災地復興について考えていきたいと思います。
公益財団法人 日本サッカー協会
会長 田嶋幸三
東日本大震災から10年~リレーコラム~
東日本大震災から、10年のときが経ちました。国内外から多くのサポートが寄せられ復旧が進んだ一方で、復興にはまだ長い道のりが残されています。それぞれの立場で、東日本大震災とこの10年間にどう心を寄せ、歩んできたか。ここではサッカー関係者のエッセイやコラムをお届けします。
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