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だれでもJoin♪ タイと日本のろう学校の子供達を招き「デフサッカークリニック」を開催

2016年09月06日

だれでもJoin♪ タイと日本のろう学校の子供達を招き「デフサッカークリニック」を開催

JFAグラスルーツ推進・賛同パートナー制度の「引退なし(ずっとEnjoy♫)」「補欠ゼロ(みんなPlay!)」「障がい者サッカー(だれでもJoin♪)」賛同パートナーであるFC東京(東京都)が8月29日(月)、東京ガス武蔵野苑多目的グラウンド(東京都小平市)で「デフサッカークリニック」を開催しました。


同企画は、子どもたちの将来への視野を広げるきっかけを作ることを目的とし、サッカーというツールを使い言語の違いを超え、自らコミュニケーションを取る積極性を身につけるとともに、ダイバーシティの観点から障がいの垣根を取り払い一緒にサッカーを楽しんでもらいたいという想いからから実施されたものです。

タイのろう学校から23名、日本のろう学校から24名、FC東京サッカースクールの小学校3年生~6年生の子供30名が参加し、一緒にサッカーをした後、バーベキューをするなど、サッカーを通した国際交流を行いました。イベントの冒頭では、サブライズでFC東京の橋本拳人選手が登場しました。

FC東京は、今後もダイバーシティーの観点からも、様々な方々とサッカーを通じて笑顔になれる機会を多く作りたいと考えています。

コーチコメント

鯨井健太氏(FC東京サッカースクールコーチ)

サッカーはみんなのものであり、サッカーの力を感じました。
いつでも・どこでも・だれとでもボール1つで、多くの笑顔がうまれることを改めて感じることが出来ました。
参加してくれたスクール生は、自分から手話を覚えてきてくれた子、自分からコミュニケーションを取る子など素晴らしい!と思うスクール生もいました。参加したスクール生もこの経験を活かし、今後に生かしてもらえればと思いました。

相原豊氏(ユタカフットボールアカデミーコーチ/タイ・バンコク)※タイろう学校の子供達の引率者

障がいを個性にするんのではななくて、障がいがかすむくらいの個性と実力を付けてほしい。そうしたら”障がいがある”ということが初めて個性になるんだと思う。そういう個性を身に付けてほしいと思っています。
障がいがあるということは自分の夢を諦めたり何かを辞める言い訳にはならないから。僕は(障がいがあっても)プロサッカー選手になったし、今でも好きなサッカーで生活してるから。
こんな事を障がい者の子ども達に伝えようと思ってこの活動を続けてます。

FC東京スクール生保護者のコメント

・ハンディキャップを感じさせる事ないサッカー内容に感激しました。お互い良い経験になったのではないかと、嬉しく思いました。そして最後、見送る時、友情が芽生えていた姿が嬉しく、心がほっこりしました。ありがとうございました。

・子供が今は感じなくとも、少し経って大人になった時にでも、この経験が何らかの形で活かされることを願っております。

・障がいをもった子達が、同じようにサッカーをやっていること。また、ハンデがありながらも、そのハンデに負けないくらいサッカーをひたむきにやっている姿は、子供にいい刺激を与えるとともに、いろんな子がいて頑張っていることを体験できて、子供の視野が広くなったと思う。

・タイの子達がとても元気に声を出していて驚きました。スクール生の子達があまり積極的になれてないように感じましたが、何人かは自分からジェスチャーで一生懸命話していて良かったです。このようなイベントはとても良いと思うのでまた是非開催して欲しいです。

・自分が思うように行動できなかったことを反省したり恥ずかしく思っていましたが、私はそんなふうに考えたり、感じてくれたことが良かったと感じております。相原コーチの最後の言葉に心を打たれました。両親共に涙があふれました。生きていくことに大切さ、ありがたさを感じました。

・障がいのある仲間との触れ合いは本人たちにとってもとても貴重な経験になったのではないかと思います。素敵な出逢いの場を与えていただきましてありがとうございます。

・息子は外国人と交流するのは、これが初めてだったので非常に貴重な経験になった。

・普段のサッカーより、耳が聞こえない子供達とサッカーをやり、ジェスチャーを交えながら取り組んでいたのが印象的でした。

・みんながとても楽しそうにサッカーをしていたので、参加できて本当によかったです!!

・みんな、ニコニコして、サッカーのプレーは真剣で、子供はみんな変わらないなと思いました。サッカーが大好きな子供たち、というのは同じですね。国が違っても、障がいがあってもなくても、一緒にボールを蹴ればすぐに通じ合えてしまう! そんな子供たちの柔軟さ、逞しさ、優しさを感じることができ私たちも貴重な経験をさせていただきました。 ありがとうございました。

・みんなとても楽しんでサッカーで一つになってました! 親子そろって本当に貴重で有意義な時間を過ごさせていただきました。大人の心配をよそに、子供たちにとっては、ハンディキャップの有無も国籍も関係なかったように思います。サッカーをしているときの子供たちの笑顔が何よりの証拠だと思います。最後の相原コーチのお話は、重く心に響きました。息子も息子なりにしっかりと受け止めていました。心に残る素敵なイベントをありがとうございました。

・サッカーをしている子どもたちみんな、とてもいい笑顔だったのが印象的でした。

FC東京スクール生コメント

・楽しかった。手話を覚えた。

・自分がジェスチャーで伝えたことが、ちゃんと伝わったので嬉しかった。耳が聞こえても聞こえなくても、サッカーをすればすぐに仲良くなれて楽しかった!自分の名前を手話で覚えて行ったので、ろう学校のお友達に披露したら、間違いを教えてくれた。

・楽しかった。初めて耳が聞こえいない人、しゃべれない人、左手がないコーチをみたけど、サッカーは僕よりずっと上手だった。すごい。手話を教えてくれた。もっと手話を覚えたかった。バーベキュー美味しかった。

・ジェスチャーで結構伝わったよ。休憩のときはこうやって(コップで飲むまね)こうやれば(行く方向を指す)わかったし。バーベキューのときに日本の子に名前を聞かれて通訳の人が教えてくれたから名前を書いて教えたよ。他の学年の子と、清武のチームが『セビリア』か『セビーリャ』かで話して友だちになったよ。

・最初は不安だったけど、楽しかった。

・サッカーだけでなく、バーベキューでみんなで食事ができて楽しかった。

・手話で会話ができて嬉しかった。

・目を見てジェスチャーでコミュニケーションをとることが出来てよかった。

・言葉でのコミュニケーションを取れないサッカーは難しい。

・デフサッカーを体験してみて、サッカー自体は自分達がやっているサッカーと一緒でした。自分のやっているサッカーは音(声)があるので味方を見ないで声だけでパスを出す、貰う事が出来るけどデフサッカーは私達以上に状況を把握しなくてはいけない事、アイコンタクトがすごく大切だと思いました。貴重な体験が出来楽しかったです。

・面白かった。耳の聞こえない人とやったけど、うまい人が多くて面白くサッカーができた。ゲーム中、声を出してもわからないので、ゼスチャーをやって気持ちを伝えるのが大変だった。

・耳の聞こえない子と初めてあったし、初めてサッカーした。タイの人も初めてだった。

・とても楽しかった!

・バーベキューはおいしかったし、楽しかった!!"

・手話ができなかったので、話はできなかったけど、身振り手振りでわかってくれた、サッカーしてて、何も変わらなかった、コミュニケーションの取り方を考えられた。

・プレーは対等。同じチームとなったときの、コミュニケーションの取り方をよく考えた。オーバーアクションで手招きなどは有効だった

・僕は、最初にちょっと緊張して、うまくコミニケーションがとれなくて駄目だったけど、試合になるにつれて、だんだんと取れるようになってきて、最後には楽しくなってきました。

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