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2022年度フットサルA級コーチ養成講習会の前期日程を開始
2022年09月27日

9月1日(木)から9月5日(月)の5日間、高円宮記念JFA夢フィールドでフットサルA級指導者養成講習会の前期を開催しました。今回の前期は、前川義信フットサル指導者養成ダイレクター、高橋優介JFAフットサルA級インストラクター(アグレミーナ浜松)、そして日本代表監督である木暮賢一郎インストラクターがメイン講師を務め、講習会を行いました。
フットサル指導者ライセンスは、現在フットサルC級からフットサルA級まで積み上げられており、フットサルA級前期では、「自身のプレーシステムのデザイン」が行えるようにするため、「プレーシステムデザインのガイドライン」を学ぶ時間となります。座学で指導者自身のフットサルに対するゲームアイデアをどのようにゲームシステムに落とし、自分独自のゲームシステムをピッチで現実にするために作り上げるのかについて学びました。また、フットサルB級まで積み上げられたベースに加えて、よりエリートレベルで求められる内容として、定位置(ポジショナル)移行(トランジション)・セットプレー・特殊局面攻守の分類や定義について、座学と実技を通じてさらに深いところまで学び進めます。さらにチームにどのような戦術をコンセプトとプランニングをもって浸透させていくのか、日本代表をモデルに実際に木暮監督の解説と実技によって行われました。

中期は2023年の1月に、また後期は3月に実施を予定しており、その間も受講者への課題へ取り組みを行っていきます。
インストラクターコメント
前川義信 JFAフットサル指導者養成ダイレクター
フットサルA級の受講者には、ナショナルコーチングスタッフや、男女全国リーグのテクニカルスタッフ経験者に加え、育成年代の指導者も見受けられました。受講者の皆様には、各カテゴリーにおける地域でリーダシップを発揮し、周囲のフットサルファミリーに良い影響を及ぼす役割を担ってもらうことが期待されています。そのためにも、フットサルを整理したうえ深く理解し、自分のゲームアイデアからゲームシステムを作り上げることが可能な自立した指導者であることが求められます。
受講者の皆さんにとっては新しい知識が多くその学びは大変だったとは思いますが、仲間と学び合うことを通じて、自信を高めようとする姿は頭が下がる思いで一杯でした。そんななかで充実した時間を過ごせたのではと思います。私自身も受講生の皆さんとの素晴らしい経験の共有ができました。皆さんの指導力は間の学習できっと磨き上げられると思います。中期に再開できるのが楽しみです。
最後になりますが、宿泊並びに講義会場となった、ホテルグリーンタワー幕張様には感謝申し上げます。
受講者コメント
甲斐修侍さん
木暮インストラクターは、Fリーグの監督を経験した事もあり、年間を通したチームマネジメントと限られた時間でマネジメントする代表活動の違いを明確に捉えられており、将来のビジョンを詳細に説明されていてこれからの日本代表の発展が非常に楽しみだと感じました。
何より代表監督の木暮インストラクターが全ての事にオープンマインドで受講者からの質問に対して非常にわかりやすく丁寧な解答をされていて本当に素晴らしい指導者だと感銘を受けました。あのレベルにはなかなか到達出来ない領域だと痛感しましたが、改めて常に学ぶ姿勢を持って指導者として過ごさなければならないと身が引き締まる思いになりました。
鳥飼武志さん
インストラクターの皆様や、受講されている方々の取り組む姿勢が素晴らしく、良い刺激を受けながらとても貴重な時間を過ごすことができました。また言語技術の講義では、分析をすること、それを簡潔に伝えることが指導者にとって重要なスキルだと以前より考えていましたが、それが自分の足りない部分であると改めて認識することができ、今後伸ばしていく必要があると感じました。

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