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キヤノン ガールズ・エイト JFA四国ガールズ・エイト(U-12) サッカー大会 高知Aが優勝
2015年03月09日
3月8日(日)、愛媛県松山市の「愛媛県松山市野外活動センター(レインボーハイランド)」にて、キヤノン ガールズ・エイト四国大会を開催しました。
1日目に濃霧のため順延となった2試合を第1試合とし、グループリーグの残り試合を行いました。また、各グループの順位毎に順位決定戦を行いました。
優勝は高知A、準優勝は徳島県女子U12選抜チームA、3位は愛媛県女子U12選抜Aという結果になりました。
選手コメント
竹内彩加 選手(高知A)
私はミッドフィールダーでしたが、センターでバランスをとりながら味方へのパスや守備をしなければならなったので難しかったです。今後はバランスをとる意識をしながら、パスを正確にしたいです。
チームプレーでは、声を出して、テンションを上げ、裏を狙う回数を増やし、全員で攻撃して全員で守備をする意識をしながらプレーしたいです。自分が所属しているチームでもチームプレーをしっかりして、自分のポジションをこなせるようにしていきたいと思います。
立道南津帆 選手(愛媛県女子U12選抜B)
他のチームの人たちが良いプレーをして、私も負けないぞという気持ちが強くなってきました。上手な選手たちと一緒にプレーするのがとても楽しかったです。1つ悔しいことがあって、点を決められなかったことです。シュートをたくさん打ってチャレンジしたので次は決められるように頑張りたいです。
大住六花 選手(徳島県女子U12選抜チームA)
昨日のミーティングで3ラインを気にして味方同士の距離をとって、パスをつないでゴールまでいくイメージを持つことをみんなで確認しました。今日の試合ではそのポイントを改善することができ、みんな全力でプレーすることができました。決勝ではPKで負けてしまいましたが、みんな全力でプレーできたので良かったです。他県と対戦してポジション取りの大切さや、周りを見ながらプレーする必要性を改めて感じました。これからも今回学んだことを次に活かせるように頑張ります。
総評
影山啓自 ナショナルトレセンコーチ女子担当
四国ガールズエイトでは、4県から8チーム、144名の選手が参加し、2日間をかけてA、Bリーグそれぞれにて総当りのリーグ戦を行い、最後は順位決定戦を行いました。 初日は生憎の雨と濃霧。リーグ戦の途中で低気温、また視界不良のため2試合を翌日へ延期しました。しかし翌日は一転、日頃の選手、スタッフの行いのせいか、春を思わせるような陽気の中、前日の未消化試合も含めて全日程を開催できました。 サッカーの内容も、試合を重ねるごとにチームワークやコーチの働きかけが良くなっていき、みんなのプレーの質もどんどん向上していきました。決勝戦は、一進一退の攻防、ボール際の厳しさや最後まで諦めないプレーなど、観戦しているご父兄の皆さんを思わず引き込んでいくような素晴らしい試合となりました。私たちコーチ陣も、あらためてこの年代の女子選手の可能性の大きさに驚かされました。
また、夜の講義では、協賛の大塚製薬株式会社様より水分補給について、また大野女子NTCチーフからJapan's Wayなでしこビジョンについてそれぞれレクチャーをいただきました。参加した選手たちが未来のなでしこジャパンを目指して、何か少しでも掴んでやろう!と、一生懸命ノートを取る姿が印象的でした。 そして、今大会からU-12選手登録の統一により、あらためて各県4種、女子が協力し合ってガールズエイトが開催されました。準備、実施におかれましては、各県、大変な苦労もあったかと思いますが、大会を通じて子供たちのはつらつとしたプレーや多くの笑顔に、そのご尽力の成果が表れていたと思います。
最後になりましたが、大会の運営に協力していただいた協賛各位、またすべての関係者の皆さま、特に大会期間中の天候の変化による臨機応変な対応や事前の準備、また後片付けまで、精力的にサポートいただきました開催地の愛媛県サッカー協会に、心より感謝の意を申し上げてまとめとしたいと思います。 ありがとうございました。
キヤノンガールズ・エイト 第12回JFA四国ガールズ・エイト(U-12)サッカー大会
2015/3/7(土)~2015/3/8(日)
愛媛県松山市野外活動センター(レインボーハイランド)
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