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なでしこジャパン、中2日でのフィンランド戦に向け最終調整

2022年06月27日

なでしこジャパン、中2日でのフィンランド戦に向け最終調整

セルビア女子代表との国際親善試合に5対0で勝利したなでしこジャパンは26日(日)、中2日で迎えるフィンランド女子代表との一戦に向け、試合会場となるVeritas Stadiumで最終調整を行いました。

セルビア戦の翌朝にホテルを出発したチームは25日(土)、飛行機の乗り継ぎを経て同日夜にフィンランド・トゥルクのチームホテルに入りました。ほぼ丸一日を移動に費やした形となりますが、来年に控えるFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023では、中日の日数に差はあれ、入るグループによっては国内でも時差のある移動を伴いながらタフな連戦に臨まなければなりません。試合前日の26日(日)は昼食前のミーティングから活動がスタート。セルビア戦の振り返りを中心に、映像を用いながらチームの狙いが実現できたプレー、課題が残ったプレーをピックアップし、改めて目指すスタイルを頭の中で整理しました。前線から中盤、そしてゴールキーパーを含めた最終ラインまでが連動しボールを奪うシーンが多く見られた24日の試合ですが、女子ヨーロッパ選手権を目前に控えチームの完成度を高めているフィンランド女子代表に対しても同様のプレーをいかに多く見せられるかが、試合の見どころの一つとなりそうです。

午後は試合会場であるVeritas Stadiumでトレーニングを実施。試合に向けてはこの1回のみのトレーニングで臨むこととなりますが、30℃を超す気温の中でも高い集中力で取り組みました。ボールを使ったウォーミングアップから実践形式での戦術確認、セットプレーと、時折厳しい声を掛け合いながら、約70分にわたり今回の活動の総仕上げに向けて準備を進めました。

「フィンランドの方が色々な面で強度が高いと思うので、セルビア戦と同じことができるか、同じ強度の守備ができるか」とは、試合に向けた山下杏也加選手のコメントです。加えて「欧州の選手は個で剥がす力も持っているので、しっかりついていくことが大事」と南萌華選手も語るように、チームとしてのコレクティブさに加え選手個々の力に対しても、しっかり対応をしていくことが求められる試合となります。セルビア戦で得た成果が一時のものとならないよう、短い時間の中でなでしこジャパンは完成度を高めて試合に臨みます。フィンランド女子代表との試合は27日(月)18:15キックオフ(日本時間28日(火)0:15)で、BSフジにて28日(火)2:32から録画放送を予定しています。

選手コメント

GK #18 山下杏也加 選手(INAC神戸レオネッサ)
セルビア女子代表戦は、相手のサイズ感はほぼ日本と同じくらいだったので、同じ身長差であれば前からリスクを冒してプレッシャーを掛けて、積極的に前からいけることが証明できた試合だったと思います。
いつも使っているボールとは違ったので少しやりづらさはありましたが、相手のプレッシャーがあまり丁寧ではなかった分、ビルドアップはしやすかったと思います。連係の部分については、ディフェンスラインはこれまでとほぼメンバーは変わっていないですし、守備でのプレッシャーの決まり事は試合前にある程度に話して決めていたので、問題なくできました。フィンランドの方が色々な面で強度が高いと思うので、セルビア戦と同じことができるか、同じ強度の守備ができるかの確認をしたいと思います。フィンランドにはボールを持たれる時間がセルビア戦より長くなると思いますし、自分たちがゴール前で対応しなければいけないことも増えるだろうと思います。またペナルティエリア外からでも足を振ってシュートを打ってくると思うので、みんながいかにそこをミドルレンジだという意識を持って対応できるかが重要だと思います。相手陣地でボールを奪える機会が減ったときに自分たちがどう工夫できるかが大事になると思います。

DF #3 南萌華 選手(三菱重工浦和レッズレディース)
チームとしては守備でいつもより前線からプレッシャーをかけに行った中で後ろからの声が大事になると思っていました。(熊谷)紗希さんと試合を通してそれはできたので良かったと思います。今までよりボールにアタックできる場面が、センターバックだけでなくボランチ、サイドバックにもありました。AFC女子アジアカップの反省から、大きい部分での修正もありますが、寄せ方などの細かい部分までチームで話していて、そこを意識し始めて試合で活かせるようになっています。チームとしても個人としても意識が変わってきているので、これを続けていけば守備も攻撃も良くなっていくと思います。
フィンランド女子代表も良い選手が揃っていますし、まずはセルビア戦で出た守備での修正と、攻撃も揺さぶりながら縦に入れていくことはチームとして共有できています。明日はセルビア戦で出た課題を修正しながらも、もし自分が試合に出られればマッチアップした相手に負けないこと、まわりとの連係を高めていくことに、チャレンジと修正をしていく作業をやっていきたいです。

MF #14 長谷川唯 選手(ウェストハム・ユナイテッド/イングランド)
セルビア女子代表戦は個人的に5月の頭以来の試合で、自分の中では満足いく動きはできていないですし、もう一つドリブルで入ることや一歩のスピードはまだまだでした。チームとしてはシーズンオフの選手、シーズン中の選手がいる中でも、みんながこの試合に合わせてきたことでそれを感じさせないプレーができたので、そこは良かったところです。
相手の分析をして試合に入った中で、特に守備の部分でやりたいこと、はめ方で上手くいったシーン、いかなかったシーンが両方ありましたが、チャレンジしたことで修正するべき部分、できると思った部分が見えたので良かったです。攻撃はバランスが悪かったり人が少なかったりしたので、そこはまた修正していきたいです。(アシストした千葉玲海菜選手の)得点シーンは速いボール、触れば入るボールを蹴ろうと意識していました。練習を含めあれがほとんど玲海菜とのファーストプレーです。練習でもたまたま別のチームだったり、ポゼッションでも別グループだったので。あのゴールは常に貪欲に、若い選手たちが怖がらずにやっている良いプレーの象徴だと思います。

MF #15 杉田妃和 選手(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ)
奪うというコンセプトはボールを奪うということだけではなく、戦う回数も増えると思いますし、ゴール前での仕掛けも奪う考え方の延長線で攻撃的に仕掛けていくことは共通していると思います。サイドでプレーしているのでチャンスメイクや相手の嫌がるプレーを心がけています。アメリカでプレーするようになって、日本でのプレーは少し小さく感じるので、思い切ったプレーはもう少し必要かなと思っていますし、そういうプレーを自分はできればと思います。
前から奪いに行く中で、単にそれぞれが1人、2人、3人と一生懸命追いかけても奪えないのはこれまでの経験でわかっていることです。チーム全体でやるのは難しいですが、それがこの前の試合ではスイッチとなるファーストアクションがしっかり入って、スイッチの位置、タイミングが合っていたから高い位置で奪えたり、五分五分のところで相手にいいトラップをさせない、ボールを運ばせないということができたと思います。

国際親善試合

2022年6月27日(月)18:15 キックオフ(日本時間 6月28日(火)0:15) vs フィンランド女子代表
会場:Veritas Stadium(フィンランド/トゥルク)
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