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2010 JFAアカデミー福島 3期生フランス遠征報告
2010年03月31日
vsSelection de Paris (前半0-3、後半0-1、計0-4で負け)
対戦相手はこの時期にだけ組まれる日本で言うトレセンチーム。
パリ地方選抜、日本で言う関東選抜。3年連続で試合を組ませて頂いています。
この中には当然INFの選手も選ばれており、今年は6名選出されていました。
フランス遠征で最も悪い内容となってしまいました。試合を通して相手ゴールへの意欲に欠
け、ダイナミックさを見ることが出来ませんでした。チームはボールを奪うこと、前へ進むことを
忘れてしまいました。前半の3失点も自分たちの組立から生まれたミスを衝かれたものばか
り。テクニックが通用しなかったわけではなく、相手ゴールへ向かう勇気が足りないゲームと
なってしまったことが残念です。
相手はと言うと、INF選手が組立を担い、ゴール前では身体能力が高く、テクニックに優れた
選手が積極的にしかける大変良いチームでした。特に1v1でしかける姿勢が非常に印象に
残りました。サイドでカバーの居ない状況下では必ずと言っていいほどしかけてきます。
フィジカルに差があることは試合前から分かっていたことであり、その差を埋めることが出来な
いまま試合を終えてしまいました。スピードをどう邪魔し、パワーを出させないかを考えさせら
れる試合でした。ハイレベルとはどう言うことなのかを教えてくれた試合でした。
4試合の最後を良い形で締めくくることは出来ませんでしたが、たくさんの課題を再認識して
帰って来られたことに関しては良かったのかもしれないと感じています。
フランス遠征を終えて
各ポジションの役割として改めて重要と感じたこと。
FW ①背後への危険な飛び出し ②キープ力 ③守備へのメンタリティ
MF ①前を素早く探し、前へプレー ②パス後のアクション ③相手背後を意識したプレー
DF ①相手の近くで守備をする、身体をぶつけられる ②カバーリング能力 ③ヘディング
GK ①スピード ②マイボールにする、チームを前へ ③ゲームの流れを切らない
フランス遠征を通じ、組み立てにはある一定の成果を感じ取れました。同時に、スピードアップ
には大きな課題を持ち帰って来ました。組立の中で相手を脅かす背後への動き、背後を取れ
ない時には決してボールを失ってはいけない。そのためのキープ力と判断力に問題がありまし
た。いずれも相手にとって危険なプレーでなければならないことの重要性を熟考させられます。
個々の細かな部分に目を向けてみると、ボールを引き出すタイミング、場所に関してはそこま
で問題を感じませんでした。違いがあったのはボールを引き出してから。コントロールの瞬間
ボールによること、コントロールを相手にとって守りにくい場所にすること、パス後動くことを前
提としたキックフォーム、相手を騙しながらのパス。これらが当然のように行われ、全てが我々
にとって危険でした。彼らにとっては日常こうプレーしなければボールを失うし、前へ進めない
はず。これは球際のメンタリティが違うからだと感じています。ボールに対し貪欲で攻撃的。
危険な攻撃を生み出すには、危険な守備が必要なのだとフランスの選手から改めて教えても
らいました。幸いにも選手たちは自然と感じてくれたのだと思いますが、トレーニングでの鳴り
響く音が変わって来ています。海外の選手相手だからではなく、日常にしていかなければなら
ないと選手共々強く感じています。
対戦相手はこの時期にだけ組まれる日本で言うトレセンチーム。
パリ地方選抜、日本で言う関東選抜。3年連続で試合を組ませて頂いています。
この中には当然INFの選手も選ばれており、今年は6名選出されていました。
フランス遠征で最も悪い内容となってしまいました。試合を通して相手ゴールへの意欲に欠
け、ダイナミックさを見ることが出来ませんでした。チームはボールを奪うこと、前へ進むことを
忘れてしまいました。前半の3失点も自分たちの組立から生まれたミスを衝かれたものばか
り。テクニックが通用しなかったわけではなく、相手ゴールへ向かう勇気が足りないゲームと
なってしまったことが残念です。
相手はと言うと、INF選手が組立を担い、ゴール前では身体能力が高く、テクニックに優れた
選手が積極的にしかける大変良いチームでした。特に1v1でしかける姿勢が非常に印象に
残りました。サイドでカバーの居ない状況下では必ずと言っていいほどしかけてきます。
フィジカルに差があることは試合前から分かっていたことであり、その差を埋めることが出来な
いまま試合を終えてしまいました。スピードをどう邪魔し、パワーを出させないかを考えさせら
れる試合でした。ハイレベルとはどう言うことなのかを教えてくれた試合でした。
4試合の最後を良い形で締めくくることは出来ませんでしたが、たくさんの課題を再認識して
帰って来られたことに関しては良かったのかもしれないと感じています。
フランス遠征を終えて
各ポジションの役割として改めて重要と感じたこと。
FW ①背後への危険な飛び出し ②キープ力 ③守備へのメンタリティ
MF ①前を素早く探し、前へプレー ②パス後のアクション ③相手背後を意識したプレー
DF ①相手の近くで守備をする、身体をぶつけられる ②カバーリング能力 ③ヘディング
GK ①スピード ②マイボールにする、チームを前へ ③ゲームの流れを切らない
フランス遠征を通じ、組み立てにはある一定の成果を感じ取れました。同時に、スピードアップ
には大きな課題を持ち帰って来ました。組立の中で相手を脅かす背後への動き、背後を取れ
ない時には決してボールを失ってはいけない。そのためのキープ力と判断力に問題がありまし
た。いずれも相手にとって危険なプレーでなければならないことの重要性を熟考させられます。
個々の細かな部分に目を向けてみると、ボールを引き出すタイミング、場所に関してはそこま
で問題を感じませんでした。違いがあったのはボールを引き出してから。コントロールの瞬間
ボールによること、コントロールを相手にとって守りにくい場所にすること、パス後動くことを前
提としたキックフォーム、相手を騙しながらのパス。これらが当然のように行われ、全てが我々
にとって危険でした。彼らにとっては日常こうプレーしなければボールを失うし、前へ進めない
はず。これは球際のメンタリティが違うからだと感じています。ボールに対し貪欲で攻撃的。
危険な攻撃を生み出すには、危険な守備が必要なのだとフランスの選手から改めて教えても
らいました。幸いにも選手たちは自然と感じてくれたのだと思いますが、トレーニングでの鳴り
響く音が変わって来ています。海外の選手相手だからではなく、日常にしていかなければなら
ないと選手共々強く感じています。
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