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JFAプログラム「茶摘み体験」

2011年09月28日

9月11日(日)JFAプログラムの労作教育の一環として、御殿場市の銘茶「荒井園」様にご協力をいただき、
「茶摘み体験」を男子中学1年生が行いました。




寮出発の時点では雨が降っていましたが、到着後、茶葉の摘み方のレクチャーを受けたあとには晴れ間が
広がっていきました。茶葉は「一芯二葉」、新芽の先端から2枚の葉を摘み取っていきます。




熟練の方の手でも1日に摘み取れる量は4~5キロ。途方もない量に疲れの見え始めるアカデミー生。




茶葉を摘み取った後は、「茶揉み」作業です。




ホットプレートを用いて茶葉を炒ったあとは、手でよく揉んで水分を出していきます。
「茶揉み」はこの繰り返しの作業です。




お茶の完成を待つ間、茶畑のすぐ傍にある「東山旧岸邸」を見学させていただきました。
ここは第56・57代首相・岸信介が過ごした家であり、現代建築にも通ずる施しがなされた数寄屋(すきや)
建築で、アカデミー生は皆「将来はこのような家に住みたい!」と目を輝かせ、見入っていました。



荒井園に戻り、自分たちの手により完成したお茶を飲ませていただきました。




アカデミー生の感想「苦い~~~。」
日頃、ペットボトルのお茶を飲み慣れている身には少し苦みが強すぎたのかもしれません。

お茶を飲む。
この何の変哲もない動作の裏には、たくさんの人の大切な時間と労力と、たくさんの愛情が隠されている。
今回の体験では、このことを感じ取れるきっかけになったようです。体験中、終始「ここまでの労力と根気が
必要だとは思わなかった」との声が、あちこちから聞こえていました。

今回、このような大変貴重な経験をさせていただいた荒井園の皆様には、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
お忙しい中、朝早くからご準備いただき誠にありがとうございました。
また、施設内を大変ご丁寧に案内いただいた「東山旧岸邸」のスタッフの方々にも厚く御礼申し上げます。
最後になりますが、今回のこの体験にご尽力くださった御殿場市役所・田代様にも厚く御礼を申し上げます。



(文:総務兼選手管理 菊池 政博)

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