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2011年11月28日

JFAアカデミー福島では、ロジカルコミュニケーションスキルなどを代表とするJFAプログラムで文章を書く
トレーニングを行います。また、生活での話し言葉一つから、自分の意思を表現することを覚えます。
6年目の成果と言えますでしょうか、アカデミー生の感想文をここに紹介させていただきます。
 
 
「ナビスコ杯決勝を観て」 一期生 浦田 佳穂
 今回の試合を見て、チームとしての「プライド」というものを会場全体から感じた。前回はJリーグの試合
で浦和のゲームを見たけれど、その時とは全く違う空気だった。印象的だったのは後半開始5分で山田
直輝選手が退場処分を受けた後の浦和の戦い。山田選手はピッチを去る際、ピッチ内の仲間に向かって
手を合わせて謝る行動、そしてその後からの浦和は10対11の状況の中で鹿島相手に全員が必死に
なって動いていた。どんな状況でも勝ちを諦めなかった姿に浦和の「プライド」というものを見た気がした。
では、鹿島のプライドとは何だったのかを考えた時、それは最初から最後まで鹿島らしいプレーをし続けた
ことだと思う。浦和サポーターからのブーイングにも動じず、感情的にならずに自分たちらしさを出し続けた
からこそ決勝点が生まれたと思う。
 タイトルをかけた大事な試合だからこそ普段のゲームでは見ることができないものを見ることができる
貴重な体験ができた。12月からは全日も始まるけれども、勝負事というのは、やはり結果が全てだと思う。
だから団体競技であるサッカーをしている以上、個人としての結果とかプライドだけではなく、JFAアカデミー
としての誇り、プライドを持って勝負にこだわるべきだと強く感じた。
 
「ナビスコカップ決勝戦」 一期生 吉見 夏稀
 国立競技場の観客席がみるみるうちに赤く染まっていった。試合が始まっていないにも関わらず、私は
体全体に鳥肌が立った。浦和レッズのサポーターは、どの人を見ても手をたたき、声をあげていた。
 試合が始まると、レッズとアントラーズ、共に気持ちの入った激しいプレーの連続だった。レッズは中央
からの攻撃、アントラーズはサイドを起点とした攻撃が目立った。私個人としては、レッズの山田直輝選手
とアントラーズの野沢拓也選手に目が釘付けになった。両選手は、ボールを失わず、正確で決定的なパス
を演出していた。他にもボールの置き位置や体、手の使い方など学ぶべきプレーをたくさん観ることが
出来た。この両選手を手本とし、これからトレーニングに励んでいきたい。
 今回、ナビスコカップの決勝戦を観戦出来たのは、ナビスコさん、Jリーグの方々が招待してくださった
からだ。この様な白熱したFINAL戦を観戦させていただいた事に感謝し、今回観たものを吸収し、これから
の自分自身のプレー向上に生かしていきたい。そして将来、私もこの様な競技場満員という大勢の観客の
中でプレーしたい。
 
「ナビスコカップ決勝を観て」 四期生 小島 美玖
 国立競技場に入った瞬間、真っ赤に染まったスタジアムと観客の歓声に圧倒された。浦和側の席で
観戦していた私は、気付くと浦和を応援していた。きっと鹿島側にいても同じように鹿島を応援していた
と思う。それだけサポーターの応援は熱かった。
 選手一人一人のプレーを観ていると、ゴールへの執念やゴールを守る必死さが伝わってきた。やはり、
優勝にかける思いは相当なものだと感じた。特に体を張ってボールを奪ったり、素早い攻守の切り替えは
自分に足りないところだと思った。ボールコントロールの技術だけでは戦っていくことはできないと実感した。
この試合を観て、このように得るものがあり、よかった。
 また、始めにも書いたが、チームとサポーターの一体感には胸を打たれた。あれだけ多くのサポーターが
いて、チームがあるということ知ることができた。
 この試合に招待していただいたJリーグやナビスコの方々には感謝したい。そして、また機会があったら
観に行きたいと思う。
 
「ナビスコカップ感想文」 五期生 立花 葉
 私は大会の決勝戦を初めてスタンドで観戦しました。そして、まずスタンドにいる人の数にとても驚きま
した。これ程の人がサッカーに熱意を持っているのだと思いました。
試合では両者とも力が入っていて激しいぶつかり合いが多くみられました。気持ちがとてもプレーにあらわ
れていると思いました。だから退場者が二人も出てしまったんだと思います。その退場者が出てしまった
中では戦い方をピッチの上で判断しなければなりません。そして、みんなで調和する事も重要だと感じました。
みんなで守り、みんなで攻める、というチームプレーもすばらしかったです。
私は今回、決勝戦という貴重な試合を見れて、日ごろのトレーニングから高い意識を持たなければ試合だけ
では絶対に負けてしまうと感じました。さらに、相手チーム、レフェリー、チームメイト、そしてサポーターに常に
リスペクトの心を持たなければならないと思いました。それをプレーでも表現していきたいです。

 

総務兼選手管理 堤 葉子

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