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U-22日本代表 6月欧州遠征 翌日のイングランド戦に向けトレーニング

2023年06月10日

U-22日本代表 6月欧州遠征 翌日のイングランド戦に向けトレーニング

欧州遠征中のU-22日本代表は6月9日(金)、イングランドフットボールセンターのセントジョージズパークで翌日のU-22イングランド代表との国際親善試合に向けて前日練習を行いました。

イングランド滞在5日目のこの日も「MICHAEL OWEN PITCH」でトレーニングを実施。イングランドサッカー協会(The FA)の施設であるセントジョージズパークにはピッチが10面以上あり、そのほとんどにイングランドフットボール界往年のプレーヤーの名前がピッチ名としてつけられています。今回、日本チームは主に「MICHAEL OWEN PITCH」を使用しており、その他に「SIR BOBBY CHARLTON PITCH」や「DAVID BECKHAM PITCH」、「GARY LINEKER PITCH」などが並んでいます。

11:00からの練習はフィールドプレーヤー(FP)とGK陣で分かれて、ウォームアップから始まりました。FPはジョギング&ストレッチやステップワーク、ボールを使ったセッションで体に徐々に刺激を入れていきます。その後は、短い時間で5対5のパスゲームを行い、二人一組でロングボール&ヘディングを入れると、GK陣も合流してゲーム形式のトレーニングとセットプレーの確認に取り組みました。

翌日に対戦するイングランド代表は、今月開催のU-21欧州選手権に向けた準備を進めています。相手にとってもこの一戦は大会本番前の重要な試合に位置づけられており、イングランド協会の意向で報道陣も含めた完全非公開で行われます。現時点のU-22日本代表がチームとしても個人としても、世界トップレベルの強豪国とどのような戦いをするのか。試合は10日(土)にキックオフです。

監督・選手コメント

大岩剛 監督
イングランドに滞在中、申し分のない良い環境でここまでトレーニングができています。今回初招集の選手もいますし、久しぶりの選手もいる中で、チーム全体でこのチームとして求める高い基準に合わせられてきていると感じています。これまで欧州国との強化試合を経験してきた中で、我々は攻守両面で成長してきたと思いますし、チームとして前進してきたと思っています。イングランド戦に向けて、新しい選手とこれまでの選手が融合することは当然のこととして求めながら、チームとして攻守において我々のやるべきことをそれぞれがピッチの上で表現すること、そして、勝利をすること、この3つを選手に求めて試合に臨みたいです。パリオリンピックまでは約1年ですが、1次予選(にあたる9月のAFC U23アジアカップ予選)までは数ヶ月の時点なので、今回のイングランドやオランダとの対戦にさらにいろいろなこだわりを持って臨むことで、予選に向けた良い準備にしたいです。

MF #10 鈴木唯人 選手(RCストラスブール/フランス)
試合に良い状態で臨む準備はいつでもできていますし、今回も新しい選手が入ってきた中で良いコミュニケーションを取りながら、みんなで準備ができています。今回も強豪国と対戦できるので、自分たちの力を示すことや、自分たちが(強豪国と対戦しても)やれるという感覚を掴むことが大事だと思います。今までも欧州の強豪国と対戦する機会はありましたが、今回のイングランドはイングランドプレミアリーグに出場している選手も多くいるからこそ、自分たちがここでできれば自信にもなりますし、自分たちはできると思っています。勝つことで評価されると思うので、しっかりとそこにフォーカスしてやりたいです。フランスに移籍して、自分の中ではいろいろな部分で成長していると思うので、今回の2試合や今後の試合でもパフォーマンスとして出せればと考えています。

国際親善試合

2023年6月10日(土) vs U-22イングランド代表 ※非公開
会場:イングランド/セントジョージズパーク

2023年6月14日(水) 14:30 キックオフ予定(日本時間 6月14日(水) 21:30)vs U-22オランダ代表
会場:オーストリア(ウィーナーノイシュタット)/ERGO Arena

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