8月31日に日本代表と対戦するオーストラリア代表は、ここまで4勝4分で勝点16を確保し、日本代表、サウジアラビア代表に次いでグループBの3位につけている。
初戦のイラク代表戦を2-0でものにすると、続くアウェイのアラブ首長国連邦(UAE)代表戦にも1-0と勝利。2連勝と好スタートを切ったものの、アウェイで行われた第3戦のサウジアラビア代表戦を2-2で引き分けると、第4戦のホーム、日本代表戦も1-1のドロー。さらにアウェイでタイ代表と対戦した第5戦も2-2、第6戦のアウェイ、イラク代表戦も1-1のドローに終わり、4試合連続引き分けと足踏みを強いられた。
ようやく勢いに乗ってきたのが、第7戦から。ホームにUAE代表を迎えた一戦で2-0と快勝を収めると、第8戦、ホームでのサウジアラビア代表戦は、ユリッチ選手の2ゴールなどで3-2と勝利。勝負強さを発揮して、強豪国を撃破した。
チームの中心を担うのは、そのユリッチ選手。ここまで4ゴールを挙げ、得点源となっている。ほかにも3ゴールを挙げるイェディナク選手や、レッキー選手など攻撃陣に優れたタレントを備えている。
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もっともここまで無敗ながら、勝ち切れない印象も拭えない。とりわけアウェイゲームには苦手意識が垣間見え、1勝3分と勝点を取りこぼすケースが目立っている。もちろん日本がワールドカップ出場を決めるには勝利が必要であり、引き分けでは最終節に運命が委ねられることとなる。最終節がアウェイでのサウジアラビア代表戦であることを考えると、この試合で決着をつけたいところ。無敗のオーストラリア代表に土を付け、ホームで歓喜の瞬間を迎えたい。