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JFAアカデミー熊本宇城 「今年の目標・決意表明」を振り返る
2018年12月03日
朝晩の寒さが身にしみる季節となり、トレーニングでは選手たちの白い息が目立つようになりました。今年も残り1ヶ月となり、JFAアカデミー熊本宇城では、入校時に掲げた決意や一年の初めに決めた目標を改めて見つめ直し、選手たち自身が現在地について振り返りました。
アカデミー生コメント
佐藤璃樹 選手(8期生:中3/FCアラーラ鹿児島 U-15)
今年の目標は、サッカー面では攻撃において相手の嫌なポジションを取り続け、フリーでボールを受ける回数を増やすことでした。日々のトレーニングの中で、味方のボール状況、相手がどれくらいプレッシャーをかけているのかを見極め、自分は裏に動き出すのか、足元でボールを受けるのかを意識すると、フリーでボールを受ける回数が増えました。しかし、ボールを受けた後のシュートの質やラストパスの質が低く、ゴールを奪えないことが多くありました。今後は、ボールを受けるだけでなく、ボールを受けた後の質を高めていきたいです。日々のトレーニングや自主練でパススピードを上げ、四隅に強いシュートで狙うことを徹底したいです。そして高校では、パワーやスピードが今よりももっと上がると思うので、その中でも通用するテクニックを身につけたいです。学習面での目標は、苦手な教科を克服し、確かな学力を身につけることでした。僕は英語が苦手です。海外で活躍することが夢なので、英語は必要だと思いますし、今年は英語の勉強に毎日取り組みました。まだわからないところは多いですが、文法や単語を覚え、外国の方に出会っても自信を持って英語を話したいと思います。これまで学んできたことを、残りのアカデミー生活や高校で活かし、自身に満ち溢れた選手になります。
迫大智 選手(9期生:中2/ルーヴェン福岡 フットボールクラブ)
僕は自分の長所である「ゴールを決めること」や「ドリブル」を最大限に活かすために、課題である「状況に応じてプレーすること」「パスやシュートなどの様々な種類のキックの質を上げること」を前期の目標として取り組んできました。状況に応じたプレーをするために、ボールを受ける前の準備として、味方や相手、ボールの位置を把握することで、考えながらプレーすることを意識しました。そして、キックの質を高めるために早く練習に出て壁打ちをしたり、週末の空き時間や練習・試合後に自分で時間を作って練習しました。しかし、ゴールを決めたいという気持ちが強くなり、状況を考えずにむやみにドリブルで仕掛けたり、ゴールばかりに目が行ってしまったこともありました。後期ではドリブルだけでなく、状況に応じてパスやシュートを選択することと、どこからでもゴールを狙い、シュートを決めきれるテクニックを身につけ、相手に怖さを与えられるような選手を目指します。そのためには、練習後や寝る前の体のケアだけでなく、朝早く起きて体作りのトレーニングをするなど、大きな夢や目標を叶えるために、まずは目の前の小さなことをひとつひとつ大切にし、継続して努力したいと思います。
吉田嵩之介 選手(10期生:中1/ブレイズ熊本)
僕はアカデミーの入校式の時に、「どんなに苦しいことがあっても、立ち向かって挑戦する」ことを決意しました。僕にとってアカデミーでの挑戦は、できないことをできるようにすることです。サッカー面では、パススピードを上げることに挑戦しました。パススピードを上げるとボールが浮いてしまったり、ずれてしまうので質にもこだわってトレーニングしたいと思います。生活面では、食事の量を増やしたり、決められた時間までに食べられるよう挑戦しました。食べるスピードは上がったけど、食事の量は増えていないので、もっと量を増やし、体を大きくしたいです。これからも挑戦し続け、プロサッカー選手になり、そこで活躍するという夢を叶えます。
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