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JFAアカデミー熊本宇城 地域拠点としての取り組み「九州GPキャンプ」
2024年01月22日
JFAアカデミー熊本宇城の活動拠点である「宇城市立ふれあいスポーツセンター」において、1月20日(土)に九州GPキャンプを開催しました。九州各県からU-16の選手12名が集まったGPキャンプは、同年代の選手と切磋琢磨することで新たな刺激を受け、今後の更なる成長を促すことを目的として行われています。
JFAアカデミーは、「JFA2005年宣言」実現のための施策(拠点整備)として、地域サッカー協会のフットボールセンターとしての機能を持ち、指導者養成やトレセン活動、キッズ、普及などの拠点としての役割を担い、JFA理念等の発信を行っています。
※近年は、ゴールを守ることだけではないGKの役割を反映し、呼称をゴールプレーヤー(GP)と置き換えることを提案しています。本報告ではGPという呼称で表記します。
指導者コメント
吉村 謙太朗 氏(福岡市立城香中学校)
今回の九州GPキャンプでは、事前のオンライン研修を指導者、選手ともに目的地を共有した中で行うことができました。 目的地に向かって、各県の優秀な指導者の方々とアプローチを試行錯誤しながら向かっていくことができたこと、目の前の選手が、状況把握に努めながら、プレーのサイクルの質を向上させたことが大きな成果でした。九州から代表へ 少しでも多くの選手を共に、高めることができました。このような、機会を下さった全ての方に感謝します。本当にありがとうございました。
生田 千宝(熊本国府高校)
今回のGPキャンプは、選手にとっても、指導者にとっても大変有意義な時間になったと感じました。 事前の準備段階での擦り合わせや、当日のトレーニング、振り返りを通して、様々な意見を共有でき、また九州のU-16年代のトップレベルの選手達とトレーニングする事で、基準が明確になったのかなと思います。 この活動を通して、得たものを各県でまた持ち帰り、互いに切磋琢磨しながら今後の育成に繋げていけたらと感じます。
選手コメント
小園 泰士朗 選手(ロアッソ熊本ユース)
クロスボールなどは特に自分の課題だったので、日頃コーチに指導されていることとプラスで、細かい手の角度や肘などのポイントをたくさん知ることができて、今後、課題に向けて頑張って取り組んでいこうと思いました。そして同世代のGPのプレーを見て自分との差を感じることができました。この差をなくせるよう、日頃の練習で変えていこうと思います。すごく良い経験になりました。ありがとうございました。
平野 稜太 選手(大分トリニータU-18)
今までコロナ等でキャンプに参加したことがなかったので、今回のキャンプのメンバーに選ばれてとても嬉しかったです。同年代の九州地域トップレベルのGPと練習することができ、良い刺激をもらえたのと同時に、このレベルでもやれるという自信をつかむことができました。トレーニングテーマに沿ったウォーミングアップからゲームまで段階的に積み上げてもらえたので、テーマにこだわってトレーニングをすることができました。そして、私は早生まれのため今後チャンスも多くなると思うので、U17の日本代表になりたいという今後の明確な目標を持つことができました。
ハレル 武(FC琉球U-15)
九州の各県からいろんな特徴を持った選手と一緒にトレーニングをしてみて、自分の長所と短所をはっきりさせることができました。そして、今まで気づいていなかった自分の新たな課題を見つけることができました。沖縄に帰って、自分の課題をできるだけ改善して、またこのような機会があれば参加してみたいです。ありがとうございました。